映画「サヨナライツカ」を観た、中山美穂は美しく年齢を重ねていた
“あなたは死ぬ前に、誰かを愛したことを思い出しますか? それとも愛されたことを思い出しますか?”、映画の中で、何度もこの問いかけの言葉がでてくる。
今日は、その中山美穂主演の「サヨナライツカ」(原作は中山美穂の夫の辻仁成)を見た。中山美穂40歳、とても魅力的に年齢を重ねており、とても美しかった。アイドル時代とは違う、大人の中山美穂がいた。(中山美穂のファンではなかったが、アイドル時代のテレホンカードは、所蔵している。このミーハーぶりには、我ながら呆れている。)
「美しく年齢を重ねる」、私もそうありたいと願ってきたが、現実にはとても難しい命題だった。かねてから、私がアイドルで「美しく年齢を重ねている」、と思っている筆頭は小泉今日子だ。そんな中に、今回中山美穂も加わった。
ところで、私は映画の中の別のフレーズ「いつも人はサヨナラを用意して生きなければならない。孤独はもっとも裏切ることのない友人の一人だと思う方がよい…」に、心惹かれた。
ロケ地であるタイの景色はとても美しく魅力的であり、この映画を見ていて行ってみたくなった。死ぬ前には、行けるだろうか。
それにしても、今日の「東宝岡南」はとてもたくさん人で、大変な混雑だった。チケット売り場には、長蛇の列ができていた。日曜日に加えて、「アバター」人気だろうか。私が映画を見るのはほとんど平日であり、日曜日に見るのは珍しい。だから、今日のような大混雑は、まさに初めての経験だ。長蛇の列を見ていて、一人でも多くの方が日本映画を見て欲しいと願ったりもした。