今日は早朝から事務所へ行った、決算監査や監事団会議が終日続いた
今日は私が監事のお役をいただいている法人の決算監査の日だ。この日の監査終了後には、5名いる監事の「団会議」会議も開催される。私はこの事務局も担当しており、いささか緊張し疲れる一日だった。
監事団会議の準備もあり、今日は7時30分頃には事務所に着き、いろいろと準備をした。事前に自宅で考えて準備していた議案や資料の不備なども気になり、バタバタと手直ししたり印刷したりした。
そして、午前10時からは「独立監査人の監査報告書」について、法人の公認会計士から説明を受ける。その後、独自の内部監査として、5名の監事による決算監査を行う。 そして、各々が分担して監査し、終了後には「監事団会議」を開催し、監査報告書に記載する事項の精査を行う。それが終日続いた。
そして私はと言えば、この後に、監査報告書の原案を作成して、他の4人の監事さんに文案を持ち回りで修正・整理などをしていただき、それを今月30日(月)の理事会へ報告しなければならない。監事団会議の記事録の作成もあり、その承認もしてもらう必要がある。とてもタイトな日程となっている。
明日も明後日も日程が入っていて、少しだけ時間的に厳しいが何とか監査報告書を書き上げ、他の幹事さんとの合意形成を勝ち取り、月曜日までに完成させたいと考えている。山場・正念場・修羅場の日々だが、日曜日(この日は、私が事務局を引き受けている「映画『無言館』上映&窪島誠一郎無言館館主の講演会がある」)までを切り抜けると、来週は晴れの日が到来すると信じている。頑張らねばという思いだ。
役職員が参加しての総括と方針作り、「岡山医療生協総括会議」に参加
昨日は、私が監事のお役をいただいている岡山医療生活協同組合の「2010年度理事会総括会議」に参加した。
この会議は、①医療生協福祉連(全国組織)の2011年度重点課題を学ぶ、②2010年度事業所総括と2011年度方針を討議する、③組織活動の到達と課題を明らかにする、ことを目的として開催された。。
この会議の参加者は、理事・監事に加えて、病院や診療所の院長・所長(=医師)や事務長、看護部長や副部長、診療所の看護師長、事務系の部長や次長と、まさに幹部職員が一堂に会して、みんなて今年の活動をふり返り、来年度の方針を確立するというとても大切な会議だ。
この会議を前にして、各事業所では職員参加で議論される。まさに、職員みんなで参加してのふり返りと方針化だ。そして方針が出来上がると、班でつまり組合員さんも参加して議論と学びが行われる。こうしたことが具体的に実践できることが、生協の強さだと考える。
それにしても、昨日は久しぶりに分散会討議にも参加した。学び、考え、そして語るのは久しぶりで、少しだけ疲れた。でもそれは、とても充実した時間であり、心地よい疲れだった。


「協立病院創立50周年記念行事」で、小菅正夫旭山動物園前園長が講演
この秋一番の冷え込みがあるなど、冬へ向かって一直線だ。そんなこの頃、知り合いの旅行社から「そろそろ雪まつり考えられる時期なので」と、「さっぽろ雪まつり」のパンフレットが送られてきた。
私は「雪まつり」にはこれまでに二度行っているが、家族で行く準備をしていたら、これまで二度とも直前にパートナーが病気でダウンしてキャンセルした苦い思い出がある。ただ旭山動物園は、これまで三度ほど行っている。冬に行った時にも、格別問題は起こらなかった。こう考えると、やはり「雪まつり」は鬼門だと思う。
その三度行った旭山動物園だが、前園長の小菅正夫さんと現園長の坂東元さんの講演を、各々一回だけだが聞いたことがある。お二人の講演はとても魅力的で、感動した。
さて、私が監事をさせていただいている岡山医療生活協同組合が運営する協立病院は、今年創立50周年を迎え、その記念のつどいの記念講演に小菅正夫旭山動物園前園長をお迎えする。。記念のつどは12月19日(日)、会場は岡山シンフォニーホールだ。
この日は、協立病院谷口院長の基調講演「いのちの平等を守る病院 ~今日から明日に向かって~」もある。さらには、アトラクションとして心花(ここはな)コンサートもある。
暮れの忙しい時期だが、お互いが支え合って健康を守る医療生協、その基幹病院である「協立病院創立50周年記念行事」に参加して、是非とも小菅正夫旭山動物園前園長の講演を始め、多様な行事を楽しんで欲しいと願う。


梅雨入りが発表された今日、医療生協第62回通常総代会が開催された
気象庁は今日・13日に、「近畿や東海、中四国の各地方が梅雨入りしたとみられる」と発表した。昨日までは快晴が続いていたが、今日は早朝から雨が続いた。明日も明後日も、そして週末の土・日も雨の予報だ。今NHKの天気予報で、山本さんが「梅雨空の下も、色とりどりに咲く紫陽花を楽しみたいですね」と語りかけてくれた。
さてそんな雨の今日、私が監事役をいただいている「岡山医療生活協同組合」の「第62回通常総代会」が開催された。300人の総代さんが参加しての、一年に一度の大切な「会」だ。
法人としては、昨年一年間「300万人対話運動から『生協をいのちの分野に活かす大運動』へ、ダイナミックにすすめ」大きな成果をあげることができたと報告。そして今年度は、「岡山協立病院50周年にふさわしい医療活動の前進と『いのちの大運動』2年目の飛躍をしよう」と提案。
こうした提案を受けて、参加された総代のみなさんからは、「何より健康に暮らしていきたい」、「自分の住んでいる地域が豊かであって欲しい」、「平和はかけがえのないもの」、と言った発言が相次いだ。
発言されるみなさんとてもお元気だ。ご自身で「120歳まで生きる会」を作りご活躍されている方や、80歳を超えてかくしゃくとして笑顔を発言される方などを見ていて、大変な元気をもらった。
役員の任期は2年であり、今年度も職員や組合員のみなさんと力を合わせて、健康と暮らし・平和を守り、豊かな医療・介護の実践のために、努力を重ねていきたいと考えている。
ところで、今日の総代会では、総代さんお一人お一人の名前の入った「総代証」が用意されたり、法人からも3名が参加したニューヨークで開催された「核不拡散条約(NPT)再検討会議」の報告の写真パネルが張り出されるなど、ていねいな準備がされていた。「大変だっただろう」と思いつつ、素敵で大切なことだと思った。




医療生協の情報誌「comcom」6月号には、「きぼうのいえ」が登場している
今朝アップした記事に、「映画『告白』公開前に、松たか子のマスコミへの激しく登場している」と書いた。その「露出が激しい」ということでは、山田洋次監督作品・映画「おとうと」以降、そのモデルとなった山谷のホスピス「きぼうのいえ」がよく登場する。
医療生協の情報誌「comcom」を、監事として法人にお世話になって以降定期購読している。その今月号・6月号のトップ記事は、インタヴュー記事「希望に満ちた終の棲家 -山谷のホスピス長屋『きぼうのいえ』-」で、「きぼうのいえ」の山本雅基さん、美恵さんご夫妻が登場している。
このインタヴュー記事の中で、山本(雅)さんが「『きぼのいえ』は、人生をまとめ上げていく場所。過去に切れてしまった血縁関係や、壊してしまった人間関係と和解する。辛く、ひどいことばかりの人生だったけれど、人生の最後が輝いていれば、『こんな人生でも悪いものではなかった』と自らの人生とも和解できる。」と。
そして山本(美)さんは、「介護という仕事に人生をかけている喜びが、介護される側にも伝わる。だから入居者さんも楽しいんだと思う」と語られている。この「インタヴュー記事」を読んで、心が温かくなった。
我が法人も、いくつかの介護事業所を運営している。そこで働く方々が「介護という仕事に人生をかけている喜び」を感じ、それが「入居者の方々に伝わる」、そんな介護の現場であってほしいと思いながら、山本さんご夫妻の言葉を噛みしめた。


今年初めての夏日を記録した暑い一日、決算監査に緊張もし汗も流した
昨日は、なんとも暑い一日だった。岡山市や津山市では、30℃を超えて今年初めての夏日を記録したとのことだ。今年初めてのオキシダント警報も発令されてた。私も昨日は、とうとうカーエアコンを入れてしまった。
そんな昨日は我が法人の決算監査の日であり、朝旭川土手を車を走らせた。そこには「オオキンケイギク」がもう既に、たくさんの花を咲かせていた。もう幾日かすると、川土手には黄色いジュウタンが敷かれることだろう。少し気持ちが弾んだ。
昨年の6月に監査のお役をいただいて以降、岡山医療生協が運営する病院・診療所、介護事業所、保育園などの監査を、前期と後期に各々続けてきた。そんな中、法人の監査となると、また違う緊張感が走る。とりわけ決算監査となると、監査の前夜から緊張した。
昨日の監査の結果は、監査報告書としてペーパーにまとめなければならない。そして、6月に開催される「総代会」に報告することとなる。総代会に向けては、まずは月曜の夜の「常任理事会」、そして月末の理事会に報告しなければならない。とてもタイトな日程となっている。それ故に、昨日の夜以降日曜日の夜までは一切日程を入れないことと、わざわざ手帳に書き込んでいた。
ところがである。次々と日程が入り、毎日所用ができてしまった。これには参った。しかし、それも我が身が選んだことであり、受け入れざるを得ない。


「みんなの診療所まつり」は大いに賑わい、たくさんの出店と人であふれていた
「東公民館の館遊会」に続いて、近くにある「岡山医療生協・みんなの診療所」の「診療所まつり」に参加させてもらった。近くにある施設での日程のかぶりは、致し方ないとは言えモッタイナイ気もする。公民館・館遊会にも関係のある方が、この「診療所まつり」でお会いもした。また、館遊会でお会いした方が、この「診療所まつり」に参加もされていた。ここでも、関係のみなさんにご挨拶させていただいた。
さてこの「診療所まつり」には、診療圏内のブロックの支部のみなさんが出店されている。診療所前の広場には、そのために所狭しとテントが張られていた。食べ物やお花、バザーもある。家庭用のたい焼き機でのたい焼きも販売されており、私はついつい買ってしまった。美味しかった。
そして、診療所内では医療生協らしく健康チェックや診療所長さんの「健康講話」も開催されていた。まさに豊かな内容での開催で、たくさんの方々が楽しまれていた。少しの時間、心を開放する時間を持てた。


「理事会総括会議」で今年度の活動をふり返り、新たな前進の方向を探った
昨日は、私が監査にお役をいただいている法人の今年度の活動についての「理事会総括会議」が開催され、私も参加させていただいた。
法人が運営する協立病院などの院所の医療活動&経営のまとめと来年度の方向については各院長先生から、そして居宅、ディ、ヘルパーST、さらにはグループホームなどの介護事業所群のまとめと来年度の方向や法人の組織・組合員活動などについても、各々の責任者より報告があった。
大変によくまとめられたもので、全てパワーポイントも使用しての報告だけに、とても理解しやすい報告であった。ここに至るまでには、各院所・事業所等で、職員間で繰り返し討議されているだけに、よく整理されていた。
そしてこの総括会議は、しっかりと聞き学ぶだけではなく、少人数に別れての討議・検討の場も用意され、新たな前進の方向が探られた。この会議には、法人の院所や介護事業所の幹部も参加して、ともに考えていく。
こうした過程を経て、総代会議案として提案される。総代会議案は、各職場や医療生協の各組織でも検討された上で、総代会当日を迎える。とても手間暇のかかる作業だが、思いを一つにしていく上では、とても大切な過程だ。こうした過程が重視され、ていねいに実践されるかが組織が発展するカギだと考える。
そうした過程を経て、確立された方針は、まさに職員と組合員さん自身のものとなり、新たな前進を築いていく。とても充実した場に参加されてもらって、少しだけ心が震えた。


パネルディスカッション「『認知症』を考える」、深く考えさせられた
昨日開催された「岡山医療生協 第17回参加と協同の医療・介護を考えるつどい」に参加させてもらった。1992年に第1回が開催され、以来1994年を除いて、毎年欠かさず開催されている。まさに、継続は力である。
さて、今年のテーマは「認知症」だ。認知症患者は85歳以上の人の四人の一人にが認知症の症状があるとも言われ、2020年には300万人にも達するとも聞く。今や、「認知症は生活習慣病に位置づけられている」そうだ。こうした「認知症」への感心は高く、昨日の「つどい」もまさに満員、座れないで立ったまま聞いている参加者も多数という大盛況の会となった。
「認知症の人は『何もわからなくなった存在』ではなく、“孤独”で“不安”で“混乱”し怒られたりすることに“つらい”“死にたい”と苦しんでいる存在」と語られた。また「認知症」について、「その人がどんな人生を送ってきたかがわかれば、その人の問題行動を理解できる」、「残存力量を発揮させ、安心して過ごせる快適的な空間の保障が大切」とも聞いた。岡山医療生協の医療や介護の現場からの報告は、とても感動的であり、深く学ぶことが出来た。私も認知症と無縁でないだけに、こうした話に聞き入った。
ところで、現在全国的に「認知症サポーターとキャラバンメイト(講師)の養成」に取り組まれているようだが、昨年末・12月31日現在岡山市の認知症サポーターは4,084人が養成されている中で、その内岡山医療生協だけで1,060人と1/4を占めて、大いに活躍している(キャラバンメイトは113人中15人)。
ともあれ、「認知症は脳の老化や血管の老化と深い関係」があり、「適度なストレスは心身に緊張感をもたらし、脳の老化を防ぐ」とのことだ。別の所で聞いた以下のような「提起」を受け止めて、生きていきたいと考えている。
*生きがい・趣味を持つ積極的な生活
*老若男女の交流の機会を増やしましょう。
*毎日一定の仕事を必ずやりましょう。
*毎日定期的な肉体運動をしましょう。
*日記をつけましょう。
*外出・旅行は進んでしましょう。


気持ちの温かい職場の新年会に参加させていただき、心も温かくなった
昨晩は、昨年6月から「監事」のお役をいただいている法人の、本部事務局の職場新年会に参加させてもらった。今週の火曜日に行った「火と粋」の近くの「はぎ」というお店だ。
「火と粋」もそうだが、昨日の「はぎ」も入り口はそんなに広くはないが、中にはいると結構な広さがある。そして、とても落ち着いた個室タイプで、掘りごたつ方式で、とても楽だ。加えて、飲み放題がついても、とてもリーズナブルなのは共通している。たくさんの美味しい料理を楽しませてもらった。
さて、昨日の新年会は、病で入院し回復した一人の職員の「お帰り」の会も兼ねの開催だ。本部事務局だけに、専務や常務も参加しての新年会だが、若い職員たちも、気兼ねなくスピーチをするなど、人間関係の良さが理解できる。そして、出席者からの温かい言葉を聞いていて、ホント素敵な職場に籍を置かせてもらっていることを幸せに感じた。感謝、感謝だ。