原稿はできていたのに、アップし忘れていた。
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17日、東京国際大学に行ってきました。
参加者は去年の倍はいたかな。
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関西大学 田尻悟郎先生
小学校英語から中学校英語へのスムーズな移行
元中学校教諭。関西大学に異動して5年目。小中高各校種での授業経験がある。
お話しの中で印象に残ったことは、全英連奈良大会の基調講演で埼玉大学の靜先生がお話になったことと、言葉は違うけど似ていた。それは、
『授業では、授業でしかできないことをするべきだ。』
と、いうこと。もっともなことなのだが、靜先生のお話を聞いた時に感じたことを、また感じた。
小中の連携(教材と到達度のチェック)についての発言があった。これは出来て当然のことのように思えるのだが、なかなか出来ない。どんなに努力しても、充分とは思えないことである。きりがないことかもしれない。
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川越市立富士見中学校 成田仁先生
話すこと・書くことの力を伸ばす文法指導
アンケート結果の中で気になったのは、文法の学習が好きな生徒は45%もいるということ。これは学習者の不安の裏返しなのではないかと思った。
また、中学校で学習した文法学習で理解度をチェックすると、助動詞の理解度が著しく低いとのこと。僕が普段接している生徒の状況と違う。
ICT(パワーポイント)により、ビジュアルに文法事項を説明する。高校の先生の目で見ると、1度の授業で導入する項目が少ないからできることだ。そう思いがちになる。でも、それは間違い。少ないといっても、それは高校の先生の見方である。
中学生が1レッスンで学ぶ項目・ことがらは、高校の先生が思っている以上に少ない。自分の基準で判断してはいけないとあらためて感じた。
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埼玉県立松山女子高校 中山厚志先生
発進型コミュニケーション活動につながるリーディング
タイトルはリーディングなのだが、読み取ったことを書く(ライティング)活動のことが気になった。漠然とライティングといっても、生徒にどの程度のレベルまでを求めるか、どのレベルから始めるかを見極めるのが先生の仕事であるとのこと。もっともである。
こんなことを考えた。
松女と同じことをする必要はないが、松女のようにできないから、何かをする事を否定しても、忌避してもいけない。できない理由を見つけるのは簡単。だけど、大事なのはできるようにする手法を見つけること。
今回のフォーラムに限ったことではないが、研究会の発表とは、どうしても上手くいった成果報告になる。現在自分が置かれている立場・状況ではすぐには使えなかったり、役に立たない知識もある。でも、その中からでも授業改善に使えるものを見つけ出す、ひねり出せる先生でありたい。
アイディアを入手、自分の勤務校の生徒たちのレベルを把握し、授業改善につとめる。いつでも、考えることは同じになる。
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考え方のいいリフレッシュになった。来年は10回目のフォーラム。また、何とかやりくりして参加したいと思う。
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地図入替(ほぼBlogzineで表示したものと同位置)
(以上訂正:2014/10/18)