22日からニュースは言い換えられている。厚労省サイトのプレスレリースも読んでみた。
新呼称名の「危険ドラッグ」には応募数が102あったこと。
名称案に「危険」を含むもの、語尾に「ド ラッグ」を用いたものが多いことから、二つを組み合わせたものを新呼称として選定したこと。
『規制の有無を問わず、使用することが危ない物質であると明確に示すもの』『「麻薬」、「薬物」は、法令用語と重なるため使用を控えた』と書いてあった。
・・・なるほどね。
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池袋の「危険ドラッグ」使用者による死傷交通事故発生時、ダウンタウンの松本人志さんが、この薬物の呼び方を「よだれくん」(「よだれぐすり」だったかな)ではどうかと言っていた。かっこわるいイメージをつけるのも、大事であるということだろう。ことばで仕事をする人らしいと思った。ただ、かっこ悪さよりも、危険をどう伝えるかに重点を置くと、こうなるかな。
県立高校にも以前この「危険ドラッグ」については、「生徒への危険度周知の徹底」を求める文書が来ていたと思う。今後、どれだけ継続的に「危険なんだぞ」と広報できるか。学校ならば教育できるかが問題になる。できないと「母さん助けて詐欺」のように定着しないことになるし、へそ曲がりに、「自分は危険なものを体に入れているんだぞ」とかえって興味を呼び起こすことにもなりかねない。
大変である。