2020年東京オリンピック・パラリンピックの招致活動。一躍クローズアップされた言葉が、「おもてなし」である。早くも今年の流行語大賞候補という、浮かれた報道もある。
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日本語の「おもてなし」に、パチッとはまる英単語は何か。遊びでネット検索(翻訳)してみた。以下はその結果である。
エキサイト翻訳
reception
Nifty翻訳
entertainment
・・・この二つは、「ほ~」だなあ。
Google翻訳
Infoseekマルチ翻訳
So-net翻訳
Weblio翻訳
Yahoo!翻訳
hospitality
・・・こっちだけかと思ってた。
単語というものは、文脈の中で生きる存在。単純に上の3例で、どれが「あっている」とは言えない。
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「おもてなし」を調べて、ある人を思い出した。ノーベル賞平和賞受賞者、故ワンガリ・マータイさんである。
マータイ女史は、「もったいない」を「Mottainai」として、国際語にした。この「おもてなし」も、無理に英語に置き換えない方がいいのかもしれない。