全英連参加者のブログ

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夏の甲子園、中止へ 高校野球

2020-05-18 04:00:00 | 全英連参加者 2020

 時事(2020年05月15日)
 今夏の第102回全国高校野球選手権大会(8月10日開幕予定、甲子園球場)が、新型コロナウイルス感染拡大の影響により中止の方向で検討されていることが15日、分かった。
 日本高校野球連盟が20日に開く102回大会の運営委員会を経て正式に決定した後、発表される見通し。


 インターハイ(高校総体)の中止が1日に決定。
 高校総合文化祭も、 生徒の移動を伴わないWebでの発表・交流による開催とすることを全国高等学校文化連盟が決定、発表。(12日)


 念のために書いておく。僕は同調圧力があるのはキライである。
 他人様に自粛を強要するような発言は、絶対いけないことだと考えている。
 右へならえも、前に進めも、自分で考えることが大事だと思う。


 時事の報道とは別に、今夏の高校野球地方大会の開催可否について、日本高野連は各都道府県高野連の判断に任す方針とのこと。(14日)

 甲子園が中止でも、地方大会まで一律中止とはしない?
 任す。。。?


 昨年の地方大会は北海道と沖縄が6月下旬、それ以外は大部分が7月10日前後から試合が組まれていた。
 埼玉県は7月10日水曜日開幕。19日金曜日が終業式なので、翌20日土曜日までに、1回戦から3回戦が組まれていた。令和2年のこの時期に、野球部員が試合や運営委員として学校にいないことを考えてみた。私立高校の事情はわからないが、公立高校ではかなり厳しい印象である。
 あくまでも6月1日学校再開が前提だが、休校期間の授業確保のため、公立高校は7月末が終業式である。昨年度の予選の時期は、おそらくは期末考査の時期とかぶる。


 昨年度、埼玉県大会参加校は152校である。3年間一生懸命練習して、甲子園をめざした生徒たち。せめて1勝したいとがんばった生徒たち。いずれにしても半数は1日・1試合で終わりである。やらせてあげたいと思う。
 プロをめざすような選手は一握りだが、確実に存在する。野球に限らず部活動の実績で大学への受験機会が増える生徒もいる。部活動は学校の教育活動の一部。学生は勉強が本分。プロクラスはともかく、実績が見せられないのならば、勉強して大学に進学すればいい。そんな意見もよく見聞きする。だが、それを言えるのは、現在の野球部員だけだ。
 部活動は、その生徒の持つ何かを見せる、英語ならば”showcase”する役割も持っている。世の中の何もかも勉強だけで決まるのか。もう少しいやらしい言い方をすれば、点数だけで決まるのか。とてもそうは思えない。
 僕は過去勤務した複数の学校が「野球強豪校」とされている。クラスに主将がいたこともある。直接的野球部関係者ではないが、彼らのがんばり、顧問の先生たちの苦労はわかる。堅いことを言わず、と思う。 


 思うけど。。。
 甲子園中止、せめて判断は6月中ごろまで待てないか。そんな意見もある。関係者の思いは理解できる。でも、選手は生徒である。思いの前に現実(正論)が立ちふさがる。
 地方大会の実施も、都道府県高野連ではなく各高校の校長がどう判断をするかで、実施の可否が決まるはずだ。OKをだせるのか。

 病気と世の中、ふたつを見なければならない。
 僕は考えがまとまらない。


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