全英連参加者のブログ

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Prityazhenie

2017-08-15 04:00:00 | 全英連参加者 2017

 タイトルは『アトラクション 制圧』の原題(ロシア語)である。全国順次ロードショーということだが、公開初日に「新宿シネマカリテ」に出かけてきた。ここ

「アトラクション 制圧」 ポスターイメージ  After an alien ship crash lands onto a Russian city, many who saw it and the occupants start to question their own existence while there are those who demand the aliens leave Earth.(IMDb)

 巨大宇宙船がモスクワに飛来。ビルをなぎ倒して多くの死傷者を出しながら着陸した。
 ロシア政府は即座に戒厳令布告、事態の収拾を図る。ロシア軍司令官の娘ユリアは異星人の科学技術者ヘイコンと出会い、ヘイコンが故郷の惑星へ帰るために必要なデバイス「シルク」探しを手伝うことに。。。
 ・・・なんだかストーリー展開がすごそうだ。

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 まあ、見事なまでに知らない俳優さんだらけの作品だ。でも、なんだか見たいと思っていた映画なのだ。

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 ネタバレになるので細かいことは書けないけどね。

 SF映画のお約束的な展開ではない。
 映画開始から10分たたないうちに、予告編でも出てくる球体が登場する。ロシア軍は防空体制を取り、大気圏に突入した宇宙船を攻撃、あっさり撃墜する。その宇宙船がロシアの首都モスクワに「着陸」するわけだが、これは「墜落」である。

 着陸した宇宙船の対応をするロシア政府は...
 ロシア政府は対応策を立て、軍に調査をさせる。司令官が現地に出むくと(これもおかしいと言えばおかしいが)、宇宙人すぐ登場。
 ・・・あっさりファーストコンタクトが起きる。

 コミュニケーションもあっという間にできる。
 司令官の娘ユリアは恋人と一緒にこの墜落事件に遭遇する。そしてまたたく間に、宇宙人とのファーストコンタクトはおろか、コミュニケーションが成り立ってしまう。
 最初に登場した宇宙人と見えたものは、いわゆるエクソスケルトン。中身の宇宙人の姿は...

 盛り込みすぎでは?
 ファーストコンタクト、アクション、異文化への拒否反応、司令官親子の確執。
 ・・・なんだか盛り込みすぎだろう。

 残念ががらプロットの統一性が崩れ、キャラクター設定もぼけている感じ。異星人はなにかの象徴なのか、どうしてPrityazhenie(Attraction)というタイトルなのか、いろいろ考えたけど、なんだか最後までわからなかった。

 1,500円...1.5だなあ。

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