毎日新聞他がクリスマスイブに報じたニュース。
文部科学省は24日、うつなど心の病で2011年度(平成23年)中に休職した教員数を5274人と発表。調査対象は、全国の公立小中高校と特別支援学校、中高一貫校の教員約92万人である。
心の病による休職は、18年ぶりに51人減少した2010年度(5407人)から、さらに133人減である。でも、5274人は2002年度の2687人の約2倍なのだ。2008年度から5000人を超える高水準が継続している。
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少なくなったことは喜ばしい。
2009年5458人
↓
2010年5407人
↓
2011年5274人
新聞でも、「微減」と書いてあった。教員数の問題を考えたら、手放しで喜べない。
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5274人の内訳は、以下の通り。
50代以上 2037人で39% 最多
40代 1712人で32%
30代 1103人で21%
20代 422人で8%
休職者は、全体の教員数が最多(約41万人)の小学校が、2347人で最多。
50代以上が39%...わかる気がする。
心の病を含む全体の病気休職者は8544人。2010年度から116人減。これは19年ぶりの減少である。