全英連参加者のブログ

全英連参加者の、言葉やその他諸々についての雑感... 不定期更新です。

氷川神社の参道にある灯籠

2013-01-12 05:50:06 | 全英連参加者 2013
灯籠(’13/1/1)  初詣を終え、大宮駅までお散歩をする途中、見つけた灯籠である。

 左側の露店のテントにじゃまされて、真正面から撮影できなかった。
 一番下が大谷石だが、その上の3段には細かく人名(?)が刻まれている。
灯籠(’13/1/1) クリックすると拡大します。  碑文は以下のようである。

 文化十四年丁丑十一月吉日

  御井垣之内村〃其外近遠氏子信心中
  大宮神主角井駿河守物部惟臣門人中

 文化文政って、日本史で勉強した。氷川神社の神主さんは、角井(かどい・つのい?)駿河守。後はわからないので、家に帰ってから調べてみた。

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 角井は、「つのい」と読む。

 文化14年は西暦では1817年から1818年をまたぐ年である。グレゴリオ歴では1817年2月16日が、ユリウス暦では1816年2月17日が文化14年元日。文化14年11月は、どちらも1817年である。
 ほぼ200年前の灯籠のようだ。江戸幕府は50年間将軍を務めた、11代家斉の時代である。

 碑文についてはよくわからないので、ネットで検索をかけてみたところ、かなりくわしくまとめられているウェブサイト(下記)を見つけた。氷川神社の近所に住んでいるのに、知っていることなんてホントにわずかである。

 知らないことに出会えるのは、楽しいことだ。

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 温故知新(新しいウインドを開きます。)
 http://homepage3.nifty.com/orimoto/

 このウェブサイトの「歴史散歩」~「氷川神社と大宮宿を歩く.24」にくわしい。ウェブマスターは、元県立高校の先生のようだ。
 なお、サイトの記載事項によれば、僕が撮影したのは背面(裏側)。春先、お花見のころににもう一度きちんと見に行こうと思う。


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