3月28日から31日まで、沖縄に出かけた。
3月になってあわただしく計画をしたので、使える飛行機も、パック旅行の行程も制限がすごかった。
地図にある南西観光ホテルは、初日に滞在したホテル。国際通りの端、ゆいレール牧志駅に隣接している。交通至極便利なホテルで、観光にもビジネスにも修学旅行などでも使われている。前勤務校の修学旅行でも使ったことがある。
初日は那覇空港に11時前に到着した。荷物を持ってArrivalからでて、空港内のおそば屋さんでソーキそばを食べた。このお店は初めて入ったかな。
南西観光ホテルは、チェックインが15時から。モノレール那覇空港駅で1日乗車券(600円)を購入し、ゆいレールに乗り、牧志駅下車徒歩0分である。荷物をフロントに預けて、前回の旅行では見学できなかった沖縄県立博物館・美術館に行くことにした。
この施設は、ゆいレールおもろまち駅そば。同駅はDFSギャレリアばかりが注目されているが、元々米軍施設があったところの再開発(那覇新都心地域)なので、新しい街である。第一印象として非常に計画的に作られた、そしてだだっ広い場所という印象を受けた。
県立博物館と美術館は一つの建物に入っていて、今回は博物館を見学した。常設展・特別展併せて、学割がきいたので300円で入場できた。博物館施設内には屋外展示物として、復元された古民家があった。それから、沖縄県庁建設用地から出土した、湧田古窯跡(県庁建設のため移設)があった。
博物館は全体の印象として、沖縄については全部見せようという展示思想に思えた。自然史・民族史、社会事象・政治・もちろん戦争などの全てのエレメントを取り扱っている。自然に関しては、沖縄の地理・気候などを展示していることはもちろんだが、港川人の骨格(レプリカ)、山原の動植物。民族史、社会事象等については、琉球王国のこと、琉球処分・沖縄県発足、戦争中の資料、戦後のアメリカ統治時代の資料、「本土復帰」前後の資料もあった。何と、戦前に存在した軽便鉄道のビデオまで見ることができた。ちょっと盛りだくさん過ぎるかなとも思ったけど、これはこれでウチナー流なのだろう。館内は撮影禁止なので、図録を買ってきた。
那覇って、国際通りが有名だけど、ホントに見るところが多い場所だと思う。