全英連参加者のブログ

全英連参加者の、言葉やその他諸々についての雑感... 不定期更新です。

大学院進学

2006-01-04 06:26:52 | 教師の研修 2005

 大学院に入ることを普通、大学院進学という。もちろん入学でもいい。
 僕はこの前は2001年4月に桜美林大学大学院国際学研究科(言語教育専攻・英語教育専修)に入学した。2年後まがりなりにも学習を終えて、大学院を〇〇することができた。

 一般的には〇〇には、卒業が入る。でも、正式にはちがう。
 …修了である。

-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-

 僕は在籍した経験はないが、博士課程の場合、「卒業」とは言わないようだ。履歴書には以下のように書くようだ。

 〇〇大学大学院〇〇研究科博士後期課程満期修了
 〇〇大学大学院〇〇研究科博士後期課程単位修得退学(中退)

 満期修了は、勉強しなさいと大学院が決めた科目の単位がちゃんと取れて、修了。修了時、または修了後何年かして、博士論文(博士の学位論文)を提出し-審査を通って-『博士(専攻分野)(学位を授与した大学)』の学位をいただいている人の履歴に書かれていることが多い学習歴。通常学位と共に書かれている。書かれていない場合もあるようだ。

 【例】
 山田太郎 博士(学術) 〇〇大学 2005年
 現在の学位の出し方は、〇〇博士のような形式ではない。専門分野を明示する形式になっている。これは、学士・修士も同じ。

 それ以外は、途中でやめちゃったと言うことではなく、博士論文の提出がまだの研究者という意味で考えればいい。学位は修士修了で大学の先生をしている方などそれこそ山ほどいる。博士の学位はそんなに簡単にもらえるものじゃない。
 最近知ったことだけど、どうもこれは正式な呼称ではないようです。詳しくは、俺の職場は大学キャンパス(ブログマスター:マイスターさん)の「単位取得後退学」って? 博士号と課程制大学院と、いうブログを見ていただけるとわかると思います。

-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-

 僕が学部の学生だった頃には大学院のある大学は、国立大学や私大でもかなり古いところ、有名どころが多かった。
 平成16年5月の調査では国立大87大学(全部)、公立大77大学中66大学、私立大545大学中392大学になっている。公立大学も、よくはわからないが、学部の卒業生がまだでていない-公立短大から昇格したばかり-新しい大学なのかなって思う。
 昭和58年度~10年ごとに大学院生の数を比較すると、20年後の平成15年度には4倍の62,000人から231,489人になっている。現在では大学院(修士課程・博士課程前期)がある大学の方が、マジョリティーである。
 
 文部科学省資料によれば以下のようになる。
 大学院全体の国公私立のシェアーは、ほぼ変化がない(国立約6割)
 博士課程のシェア:国立が増加(11.8pt)、私立が減少(-11.7pt)
 修士課程のシェア:国立が減少(-4.9pt)、私立が増加(3.1pt)
 両課程とも在籍者は増えている。

 大学新卒の10%が大学院に進学する時代。理系と文系どっちが多いか資料を探したけど、見つからなかった。

-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-

 4月から、僕は再び大学院の学生に戻る。
 大学だからって、「入・退」とは言わない。

 『僕、4月に入院です。。。』
 4月1日に突然発表したら、みんな驚くだろ~なぁ~ April Foolではないけど。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« popularity | トップ | 初詣&初夢 »
最新の画像もっと見る

教師の研修 2005」カテゴリの最新記事