反面教師。

「あなたの苦手なタイプは何ですか？」と聞かれる。


私の答えは『約束を破る人』『矛盾だらけの人』。


それは他の誰でもなく親の一面から得た私の感情。


母はすぐに意見を変える。

「もうしない」と言っていたのに結局行い、「今度からはちゃんとする」と言いながら結局ちゃんとしない。

体重が増えたことを気にしていたから私は『寝る直前に食べるせい』とアドバイスをした。
「じゃあ今日からは食べない」と言ってその日は確かに食べなかったが、その翌日にはまた食べている。
挙句の果てに体重のことは気にしないことにするという開き直り。


父は最期まで約束を守らなかった。

私は何も理不尽なことは言っていない。健康と衛生の為に至極当然なことを言っているだけなのに。
頑固なのと真面目なのは違うのだよ。



のっぴきならない事情ならまだしも、そうでないことから一貫性が見えないことばかり。


これでも我慢している。


おかげで比較的忍耐強くはなったけど、やっぱり苦手な人とは付き合いたくないと思うことが増えた。


やはり血のつながりが相性の良さにつながるわけではないのだね。