日本の原風景白川郷。合掌造りの集落が点々と立ち並び、稲刈りも終わった民家の庭にコスモスが美しく揺れている。
そして、わずかながら紅葉も始まっている。
庄川流域の山間にひっそりとたたずむ静かな山村。有数の豪雪地帯で、昔は地域との交流も難しかったため、固有の文化や歴史がそのまま残っている。
高度経済成長の過程で日本が切り捨ててきたものがそこにあり、今も人々の暮らしとともに生き続けている。
豪雪に耐えられるように頑丈な木材が随所に使われ、ワラ縄やネソと呼ばれるマンサクの細い幹によって、部材どうしが結ばれている合掌づくり。
広くて高い屋根裏は3層で、妻部分には採光と風通しが得られるよう白い障子窓が取り付けられている。
アマと呼ばれるこの屋根裏は蚕の飼育に使われ、冬には食糧を乾燥させる倉庫にもなった。
1階は数十人の大家族が一緒に暮らしていたらしい。
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元祖ドライカレーなんだそうだ。
1911(明治44)年4月9日の「三島丸」のディナーメニュー、“Lobster&DriedCurries”。
スエズ経由の欧州定期航路のシェフが、夏バテで食欲のないお客のために作ったのがこのドライカレーという。
つまり、ポールスターではなく、サザンクロスのもとにっつうこと。
当時、日本郵船は世界有数の海運会社に成長。貨物輸送はもちろん、客船ビジネスでも高い評価を得ていた。チャップリンや、アインシュタイン博士、ヘレン・ケラー、リンドバーグも乗船して来日。
エビ天好きで知られるチャップリン。ひょっとしたらメニューの「Lobster & Dried Curries(何で複数形?)」を召し上がったのかも。。
日本の洋食は帝国ホテル、精養軒、そして日本郵船の3つの源流がある。
ポールスターは、日本郵船の流れ。こちらでは、昔ながらの洋食が食べられる。
しかし、どうしてカレーじゃなくて、ドライカレーという発想にいたったのか。・・・なぞだ。
当時、カレーはメインにはなりえなかったのだろうか。。
でも、これはこれでおいしいから、まっいいっか。
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夜のとばりが下りると、LEDキャンドルとたいまつの火が、稲刈りの終わった棚田を彩った。
田んぼが秋の闇の中に浮かび上がっていた。
大山千枚田は、雨水のみで耕作を行っている天水田。
雨が降らないと神社で「鞨鼓舞い(かっこまい)」を奉納し、雨乞いをする。
房総には太神楽の流れをくむ獅子神楽舞と三匹獅子舞がある。
黒塗りの獅子頭をかぶり、腹に鞨鼓をつけた雄獅子・雌獅子・中獅子の3匹が、笛や太鼓・囃子唄に合わせて踊る。
鴨川の行道獅子舞は頭のほか剣や尾などが付いていて、館山あたりとは異なるらしい。
そものも、獅子は仏教により日本に伝来したものであり、やがて獅子そのものが権現として信じられるようになった。
鞨鼓とは、宮中の雅楽に使われる太鼓で、小鼓(こつづみ)を横にしたような楽器。
鞨鼓の片方を打つときは、天下泰平、国土安穏と鳴り、他の片方を打てば、五穀豊穣、商売繁盛と鳴る。
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風に吹かれてみたくなった。
南大東島かあ。
「この島の自然は 人々は 風とともに生きている」らしい。
「風のマジム」は、南大東島が舞台。
沖縄のサトウキビを使って沖縄のラム酒を作った、「金子祐子」さんをモデルにした小説。
一時期、ラム酒に凝ってた。一般的なブランドは、ひと通り飲み尽くしたつもりだった。
「COR COR」という名前のラム酒が、「風のマジム」のモデルとなったことを知り探した。
目を閉じると、サトウキビ畑が浮かんでくる。風のざわめきの中で、サトウキビが揺れている。
「風の味」。
“おばあが言ってた『風の酒』、君が感動したほんもののラムを造れる自信がないんだったら、たとえ数字でごまかせても、この事業はうまくいかない。”
「事業開発」に携わる人であれば、誰しもが感じる心意気だ。自分が心の底からやりたいとの「想い」、そしてやり抜く「自信」が無ければうまくいきっこない。
やぱ、数字だけじゃなくてやりぬく勇気と根性・・・ハートなんすよね。
“まじむこみてい”真心をこめて向き合っていきたいと感じさせてくれた本。何事にもね。。
原田 マハ 講談社
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川崎のペルー料理レストラン「アルコイリス」。
16世紀までインカ帝国が栄えていたペルー。
じゃがいもの故郷はペルー南部に位置するチチカカ湖の畔・・・らしい。
約3,000種もの品種があり、トウモロコシとともにインカ帝国の拡大に貢献したと言われている。
なので、ペルーの代表的な食材は当然のことながら、じゃがいも。
「ロモ・サルタード」は、肉、じゃがいも、玉ねぎ、トマトを炒めたペルーの伝統的な料理。
中華風の調理法、アジア系調味料を使うのが特徴。
19世紀中ごろにペルーに移民した広東人がはじめたペルーのクリオージョ料理と中華料理が融合したチファ料理だ。
ま、フライドポテトと牛肉野菜を一緒に炒めた料理っすね。
醤油系の味付けとハーブの香り、ビネガーがちょっぴり効いた中華風の味。
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