tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

アップカレント

2011-04-08 23:59:43 | プチ放浪 海沿い編






2011年世界最大の水中写真の公募展「地球の海フォトコンテスト」の入選を目指して始めたこのプロジェクト・・・
『マリンフォト』’11年5月号(4/7発売予定) にて、その結果が発表されているなずなのだが、本日の飲み会で遅くなり、道すがらの本屋はすべて閉まったあとで、そのご宣託は確認できていない。

きっとダイビングをたしなむ方たちはすでに、結果をご存知なんだろう思う。
PADIは、どちらかというと、イントラが神様の存在で下々には気を使わないシステムを強要している。
だから、下々の人間以下の虫けらの存在であるダイブまマスターのブログにコメントをくれることなどない。
そこに、人間同士の暖かいコミュニケーションを期待する方が無理というものだ。

ということで、
ブログを継続するかどうかの報告は、4月10日の『マリンダイビング』‘11年5月号(4/10発売)を待ってください。

ところで、先の3月20日は、月が地球に大接近するスーパームーン(supermoon)だった。19年ぶりに、月と地球の距離は最短の約35万6577キロメートルとなる。大潮のパラオの島々は、キノコ型に浸食されたその傘のところまで潮が満ちていて、さすがにスーパームーンの大潮と勘違いしていたのだが、よく考えれば、海水は太陽と月の引力が合わさった時の方が、さらに高潮となる。つまり、満月の3月20日よりも、15日プラスマイナスした新月の日が超大潮ということになろう。

海の中で、サンゴ礁は固い直立した崖の構造を持つ。したがって、海岸線に平行に切り立ったドロップオフでの潮の満ち引きは、ドロップオフに対して直角になる。満ち潮の時の潮の流れは、ドロップオフを超えて浅瀬に満ちてくる強いアップカレントとなり、また、引き潮のときは、浅瀬からドロップオフを直角に深海まで落ちていく強いダウンカレントとなる。
ダウンカレントにつかまってしまったらあっという間に深海まで連れて行かれるから、この時間帯はダイビングを避けるのが賢明だ。だから、サンゴ礁の海を潜る前は、ガイドがボートから身を乗り出して海中に頭を突っ込み、潮の流れを見て安全を確認してから潜る。ボートキャプテンが言うには、アカモンガラなどのサカナの動きを見れば潮の流れがわかるとのこと。たしかに、流れに頭を向けて必死に泳いでいる魚の影が水面ごしに見えて、カレントの強弱も知ることができる。


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