潜っていて、目につく糸くずのような白い浮遊物。これが、動物プランクトンだとは思ってもみなかった。プランクトンって、もっと小さい、目に見えないようなサイズかと・・・。
この白い糸くずが、大潮周り、上げ潮という条件になると、深層から一気にチャネルの中へ流れこんで来る。この時に、ジャーマンチャネル独特のすり鉢状の地形によって、チャネルの中に押し込まれたプランクトンは一ヶ所へとまとめられ、そして水面へと押し上げられるようだ。
最初はグルクンの群れが上がってくる。それからしばらく待つと、ミナミイスズミやテンジクイサキが捕食をはじめ、次にマダラタルミが捕食し始める。その次にやってくるのがマンタ。一ヶ所に集まり、水面近くでグルグル泳ぎ回る。
マンタの捕食は、頭鰭(とうき)と呼ばれる頭のところについている鰭を伸ばして行う。この頭鰭は普段は丸められていて、捕食の時に伸ばす。
大きな口を開けて複数のマンタが泳ぎ回るその光景はまさに壮観。一度見たら、マンタのとりこに。
この日は縦にプランクトンの層ができたようで、マンタが後方宙返りをしながら大きな口を開け踊り食っていた。まさに、踊り食い。超感動。
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