(4月4日、Watsonvilleにて撮影)
昨日は、ほぼ一日雨が降っていた。
人間にも植物にも良いお湿りになった。
義母が、パッキングシェッド(倉庫、冷蔵庫、作業台やオフィス)裏側、土手のハナミズキが咲いている、と言う。
休憩時間、見に行くと、2本のハナミズキのうち、白い方が、見事に咲き誇っていた。
雨に濡れて、綺麗だった。
もう1本の赤い方は、まだまだこれから、、
しかし、昨日の雨で、少し変わるかな。。
丸芳露
増田羊羹本舗(佐賀県小城市)
丸ボーロ、「保宇留」とも書く。
17世紀初め、ポルトガルから伝来。
私は知らなかったが、ウィキペディアというフリー百科事典によれば、
現在日本に流通している丸ボーロの原点は佐賀県であり、佐賀銘菓として広く認識されている
と書いてあった。
確かに、上の写真の増田菓子舗は佐賀県小城市であり、先月、長崎で別の丸ボーロを食べたが、それも、佐賀の製造元だったのを覚えている。(下の写真)
実は、この黒胡麻丸ボーロは、おいしくなかった。黒胡麻とボーロは合わないような気がする。
例えば、カステラに黒胡麻が合うだろうか。
丸ボーロは、素朴さが命のような気がする。
増田の丸芳露は、美味しゅうございましたよ。
一口灯籠最中
西益屋(熊本県山鹿市)
3月、2つの最中をご紹介した。
和菓子48の「若様最中」「姫様最中」(如水庵)と51の「あげまき最中」(草野菓子舗)である。
そして、3つ目が上の写真、「灯籠最中」である。
最中とは、事典「和菓子の世界」(中山圭子著、岩波書店)の140ページによると、
餅を薄くのばし、切って型で焼いて皮を作り、餡をはさんだもの
ということらしい。
その始まりは江戸時代。
「最中」という言葉は、中秋の名月にゆかりのある言葉だったらしく、菓子も最初は名月に見立てて、丸い形だった。
が、現代では、あらゆる形の最中を見ることができるし、その土地ならではの名物が最中になってしまう。
誠に、、面白い。
できれば、一つでも多く、日本の各地方の最中を食べてみたいものだ。
いろいろ、それは、違うだろう。
最中というお菓子で大事なのは、皮と餡との絶妙なバランスだろう。
はてさて、一体どこの地方のそれが見事であろうか。
味、バランス、風味、、