先日の日曜日(23日)、大河ドラマ「軍師官兵衛」は、冒頭から茶の湯のシーンが続いた。
(毎年、大河ドラマ見ているわけじゃないけれど、今年は「官兵衛」なので)
特に、松永久秀と平蜘蛛釜をめぐる場面。
思わず、ニヤッとしてしまった。
そして、ミッキー・カーチスの久秀と漫画「へうげもの」(山田芳裕、講談社)の久秀が、バッチリ重なった。
(まっ、、もうちょっと、迫力あった方が良かったが)
(でも、あの人、ホントは役者じゃないしね)
とにかく、「へうげもの」第1巻の、それも最初の方、平蜘蛛釜が登場して、まだ、茶道を始めたばかりの頃にこの漫画を読み始めたものだから、よーく印象に残っている。
それにしても、言いたきゃないけど、江口洋介の信長は悪過ぎ。
NKHさん、今までで、一番良くないよ!
キャスティングは、非常に大事なのに。
おっと、横道にソレタ。。
さて、「へうげもの」に関連してー。
この本の「あとがき」に書いてあったが。
(「天下の茶道具、鑑定士・中島の眼」)
(「へうげもの名品名席」実見記、中島誠之助 淡交社)
「へうげもの」は、茶人武将の古田織部が主人公だ。
で、織部研究で有名なのは、桑田忠親著「古田織部」(徳間書店)である。
へえーと驚きながらも納得したが、「へうげもの」は、この桑田本の漫画化であるという事実。
漫画だから、作者山田芳裕の独創性・想像力や誇張があるとしても、それを差し引いても、茶の湯の勉強には役に立つ(と思う)。
桑田本が元になっているというのは、何だか嬉しい。
ということで、官兵衛さんキッカケで、ま~た「へうげもの」を読み始めちゃった。。