(伊予和紙、愛媛県川之江製)
日本には、日本独自のクールなモノや文化がたくさんあります。
住んでいる時には、別段何の疑問も感動もなかったけれど、時を経て、又、日本以外の国で暮らしていると
その違いや素晴らしさに、じわじわっ、、と心打たれる時があります。
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一昨日のカーネーション。 糸子は、周防の娘(川上)と、偶然出会います。
糸子 「岸和田に長いこと住んでらしたのに、全然岸和田弁が出ませんね」
川上 「24歳の時まで岸和田でしたが、10歳までは長崎におりました、、」
糸子 ..........
川上 「先生、、 私は、、 周防の娘です」
糸子 .........
無言の涙が、 やがて、嗚咽にかわる、、
この場面、とても良かったですね。
糸子の心の中に、忘れていたものが蘇って来たのでなく、あそこは、心の中に、大事にしまっていた
愛・恋慕という箱の扉が開け放たれた瞬間だったのだと思う。
脚本家渡辺あや のうまい描き方です、、
そして、(糸子の)長女の優子と、川上との場面に変わる
川上「あの時は、弟が失礼しました、、」
優子「あっ、、いえ、、 」
幼い頃、この二人は会ったことがある。 (画面は、昔の映像に変わる)
ドラマの伏線とは、「伏線を張っておく」ともいう。
この伏線があるのとないのとでは全然違う。
上質の伏線が多いドラマなのである、、 カーネーションは、、