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長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

もしもピアノがひけたなら

2008-05-07 06:30:46 | Weblog
西田敏行が昔ヒットさせた歌だ。天才・阿久愁さんの作詞だと思う。
彼は生前、いっしょに米倉ボクシングジムの後援会に名を連ねていた。
もちろん、ぼくよりもずっと以前から、ヨネクラジムのボクサー「はりきりボーイ」
(会長が、ボクサーのことを、そのようによぶ」たちを応援してくれていた。
昨年、天国に旅だたれた時に、手紙がきて、「長い人生の中で、友だちの訃報を
聞いて、初めて泣いた」と書かれていた。

今週末に天真庵にピアノがくる。常連のTさんが、実家のお母様が使って
いた古いアップライトのピアノをくれた。
たぶん、古色蒼然とした空間にピッタリとあうのではなかろうか?
と店主も、ここにくるあまたの音楽家たちも、心待ちにしている。
最近は毎朝、りんたろう君ことピアニストの赤松林太郎君のCDを
聴きながら、焙煎したり蕎麦を打ったりしている。
彼も東京にいる時は、毎日のように、お店にやってくる。

ツタンカーメン

2008-05-06 06:59:44 | Weblog
ものごごろついて、始めて博多の街にいったのは
「ツタンカーメン展」だった。昭和40年前後のことだと思う。
昨日は、展覧会みたいに、いろいろな人が「無駄のない縁」みたいな
感じで、遊びにこられた。
店が終わって帰ろうとすると、風が強かったので元気をタオルでまいてみた、
ら、まるでツタンカーメンみたいだったので、写真にした。
今朝あらためてみると、「?」と思う。
「親ばか」か「酩酊」のなせる技、いや業か?

今日はゴールデンウィークも千秋楽。
悲喜こもごもの春も風のように去っていく。
そろそろ「カキ氷」の準備をはじめなくては・・

中川

2008-05-05 07:13:13 | Weblog
今朝もくもり空。
いつものように、近くの川を走ってみた。
途中に看板があって、「中川」ということをしった。
なかなかの川。
今日も「ふれあい橋」のたもとで、おじいちゃんが前足あがりの状態で、
スキーのジャンプみたいな格好で立っていた。
途中で時計を見ていた。「3分やらないと効果がない」のか「1分間
祈らないとご利益がない」のか・・・?いろいろな不思議がたまってくる。

今週の水曜日から、いよいよ「かっぽれ」が始まる。
近くの曳舟中学校でやっている「和太鼓」も気になる・・
「日本文化座」みたいな和が、少しづつ、優美に広がっていくのがいい。

北十間川

2008-05-04 06:42:41 | Weblog
この写真は金沢の浅野川を元気と散歩したときのもの。
金沢は毎年般若君の個展にいく場所。この街は、浅野川を
散歩すると、よくわかる。川ってとても大切なものだと思う。

うちの近所に北十間川という川がある。コンディションのいい朝に、
ジョギングしたり、元気と散歩したりする。舗装されていない、「土」
の上を走ると、足の指が、大地をつかむような感触があって、気持ちがいい。
途中、「ふれあい橋」という小さな橋がある。土台のコンクリートが、
30度くらいの傾斜になっている。なぜだか、そこの傾斜にいつも老人が、たっている。ゴルフでいうところの「前足あがり」の状態なのだ。

加茂川の川べりに、男女が等間隔で並んでいる、みたいに、
誰が言い出しか知らないけど、自然に誰となく、そんな「前足あがり」を
しているのだろうか?といつも不思議に思いながら通過している。
確かに、アキレスケンが伸びるし、裏筋肉が鍛えられる気もするけど。
お地蔵さんかなんかをおいて、かんかんを置くと、もっとたくさんの人が、
前足上がりの状態で合掌したりして、もっと不思議な光景になる。
いろいろな人とふれあうことができる橋。

自分探し

2008-05-03 07:06:45 | Weblog
昨日のブログのコメントにあるように、昨日着物の似合う二人が
遊びにきた。うちのお店も古色蒼然として、まだまだ昭和の息吹が
ただよっているけど、その二人も、負けずに「昭和」だった。

30年前まで住んでいた文花のアパートを探しにきたが見つからない、
ということだった。ちょうどその時に、この街で生まれ育ち、60有余年
もこの街で生き暮らし、東に病気のおじいちゃんがいれば、飛んでいき、
がんばれと励まし、西に足が悪くて銀行にいけないおばあちゃんがいれば、
おれがいってやる、といって、自腹でタクシーにのって、貸し金庫の中の
ものをもってきてあげる、そんな男になりたい、けど、きっと誰もなれない
くらい、親切な経師屋さんが、座っていた。ので、なんとか、見つかったみたいだ


でもきっと、昭和の時代というのは、みんなお金もなかったけど、
今よりも、みんなで力をあわせ、明日に向かって、希望をもちながら、
生きていた時代だ。

十間橋通りは、最近「ほぼシャッター通り」になりつつあるけど、まだまだ
ここに住んでいる人たちは、いい人がたくさんいて、いい。


前の天真庵

2008-05-02 06:45:13 | Weblog
この写真は、上池袋にあった前の天真庵。
地上4階にあり、この上に枯山水の庭を、ながさき君が
つくってくれた。そんな不思議な空間を「空中禅寺」
という友だちもいた。今みると、懐かしく思える。

そのながさき君も今月からまたロンドンに移って、作庭をする。
天真庵の庭とか空間をつくってくれた君と、味をつくってくれた
長屋君も、パリのYENの料理長として、ヨーロッパで活躍している。
秋には、ひさしぶりにヨーロッパにいってみようと思う。

今日はぱっとしない天気だけど、花の金曜日。
昨日はひさしぶりに姪っ子のユズとあって、たまった話をした。
彼女は、今年から小学校に入学した。「今一番体育がおもしろい」
というのが第一声だった。


今日は休みです。

2008-05-01 09:07:26 | Weblog
昨日は、9割以上が女性のお客さまだった。
華やかな雰囲気?だった。時々くる「不思議な縁で
漂流してくる女ぱーとX」もあった。

「押上に降りたことがないので、初めておりて、亀戸天神を目指して歩いて
いたんですが、どうしても辿りつけなくて、タクシーでも拾おうか、と思って
いたら、この店があった」とのこと。

地図を広げて、説明する気になれないくらい「方向音痴」そうな子なので、
「ディープな下町の歩き方」を指南して、見送った。きっと、近くの路地裏あたりを徘徊?しながら楽しんで帰られたであろう、ことを祈る。

でも私もかなりの名うて?の方向音痴。
昔タバコをすっていたころ、お店で食事をしていて、タバコを買いにいったりすると、そのお店に帰りつけないことが、しばしばあった。
ゴルフをしていたころ、自分のホームコースに電話して、「メンバーなんですが、
おたくへどうやっても辿りつかない!」と電話した。

近くのSPICE CAFEのおかあさんが、花をもってきてくれたんで、「ねこやん」に飾ってみた。今日はうちも休みです。