長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

白い恋人たち・・・?こんなのがあるといい。

2006-12-20 16:33:12 | Weblog
久保さんが、「シロシリーズ」の器を作ってくれた。

ビアカップ・・・・新年には、こんなカップでビールを飲みたい。

オーレカップ・・・千利休が生きていたら、お抹茶茶碗にするかも?

ぐいのみ・・・・日本酒は、お神酒とはよくいったもの、神聖な雰囲気。

こんな器が家にあると、どこも「カフェ」・・「ウチカフェ」?

手前味噌 ぱーと2

2006-12-18 09:10:57 | Weblog
自分で味噌をやってみると、麹とか「菌の世界」の不思議に
ふれられて、大変おもしろい。
今国内で売られているお味噌は、大半が海外の大豆を使用しているもの。

やはり「身土不二」(しんどふじ)の原則からいったら、日本人は日本の大豆
を食べているほうが、いいと思う。

ごぼうをささがきにして、いため、味噌とお酒と味醂で伸ばして、合わせ味噌
にする。そこに蕎麦の実のあぶったものを混ぜると、「蕎麦味噌」のできあがり。
冬は「鴨もミンチ」を入れて、鴨味噌にすして、あつめの燗でも飲みながら、
「八代あき」でも聴くと、ぐびぐびいけるかも。
缶コーヒーよりも味わい深い、と思う。

手前味噌

2006-12-17 13:17:23 | Weblog
今日は暖かい。

これから、お抹茶の先生、みゆきさんがきて、お茶のお稽古。
毎月一回やっている。
お弁当をいっしょに食べて、器の話や料理や芸術の話などして、
その後、お手前。

長屋茶房 ができたら、お茶もメニューに入れる予定。
煎茶・玉露・番茶・お抹茶・プーアル茶・チャイ・・・

いろいろなバリエーションが楽しめる。
今日は2月にしこんでいた味噌を開ける。

緑ずくし?

2006-12-16 10:30:06 | Weblog
こんどの押上の「長屋カフェ」は、緑が多く使われる。

街灯のシェードも緑、カウンターの60年前のシャエードも緑。
料理器具もなぜだか、偶然緑だし・・・

この気にいっている焙煎機をいれる(まだ検討中)だと、
緑一色・・・・・まるで、フランチャイズのお店みたいになりそうだ。

少し考え直してみよう。
升さんの個展は今日まで・・・
彼は「屋根は緑にしよう」といっていた。

李朝家具

2006-12-15 09:25:11 | Weblog
韓国の李朝時代は、陶器にせよ家具にせよ、世界的に評価される「美」が存在している。韓国というのは、森は少なく、木材の調達は今でも大変なんだけど、その貴重な木材を使った箪笥などは、すぐれたものが多い。

この炎色野さんでも、李朝の家具が、惜しげもなく使われていて、器や空間との
コラボレーションはみごと。

ぼくも最高の酒席は、高台の李朝膳に三島の徳利、斑唐津のぐいのみ・・・
ではなかろうか?と思ったりする。
そんなことを夢みているので、骨董屋の支払が大変な今日このごろ・・

炎のような恋をしたい・・・?

2006-12-14 09:52:06 | Weblog
陶芸は「炎の芸術」と言われる。
珈琲の豆の焙煎も、同じく「炎の芸術」かも。
今日も朝から、モカ・マタリを焙煎して、それを飲みながら
仕事を始めた。

今、西麻布の桃居http://www.toukyo.com/
で、長崎出身の「升 たか」さんの作陶展をやっている。16日まで。

また明日からは、「炎色野」(ひいろの 渋谷2-7-14 03-5485-8922)さんで、
唐津の川上清美さんの作陶展が始まる。(20日まで)

「美しいもの」を見ると、心までもが美しくなる。
カタルシス効果?
理屈を抜きにして、生活の中に美しいものを取り入れる、のは、日本人が
昔からしてきたこと。大切にしたいものだ。

「今の庭」の前の庭

2006-12-13 08:59:13 | Weblog
今の庭ができる前、隣の敷地に「旧・天真庵」があった。
織部灯篭と竹を組み合わせて、長崎君が庭をつくってくれた。

ここに引越しをする前日の夜中、この灯篭は、誰かに盗まれて
しまった。外には立派な塀があったので、たぶん、内部事情を
知っていたものの犯行だと思う。

重いので、最低2人・・・竹組などの荒らし方からして、かなりあわてて
盗んでいったのだろう。

屋上の庭

2006-12-12 09:17:56 | Weblog
今の天真庵の屋上には、「今の庭」という庭がある。
作庭家のながさき君がつくってくれたもの。
和楽をはじめ、海外の雑誌などにもよくでた。

彼は版画家でもあり、世界中で活躍している。
ので、この庭は、こんどの押上天真庵に移築するのは
難しそう・・・

でも、その難しいことをやる、のがチャレンジ。
なんとか、持っていきたいと思っている。
彼がロンドンから帰ってきているので、近々打ち合わせ!

お気にいりのカップで珈琲を飲む

2006-12-11 14:11:58 | Weblog
天真庵を押上に移転するきっかけをつくってくれたのは、陶芸家の「升 たか」さん
。押上の長屋にて、作陶をおこなっている。

絵付けがばつぐんで、「升ワールド」と、人はいう。
その「そそられる」ような陶器を、今日から西麻布の「桃居」でやっている。

今日は「孟子の勉強会」の忘年会で、その準備で朝からバタバタしているので、
明日にでもでかけてみよう。

お気に入りのカップで珈琲を飲む・・・小さな至福の時。
でもこの小ささを抜きにしては、幸せはこない、んだな、不思議。

これは、美味すぎて、常備食とは言えない?

2006-12-10 11:45:29 | Weblog
寒くなると、鴨味噌がほしくなる。
2月に仕込んでいた味噌と、合鴨のミンチ、ごぼう、を酒と砂糖で伸ばす。
天真庵の冬の常備食。でも、酒肴として、これほど、美味しいものも、そうないので、すぐになくなってしまう。

昨日は小豆をつくってみた。
最後の塩がとても難しい。塩梅(あんばい)とじゃよくいったものだ。
お正月がくると、黒豆が恋しい季節になる。