長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

こころにしみる「蕎麦」。

2006-11-20 09:35:11 | Weblog
週末は、福島にいってきました。
創業慶應元年の「大木代吉本店」で、4代目当主さまから歓待されて感激した。
ここの「料理酒」は、知る人しか知らないけど、知らないと損するくらい「すぐれもの」。私の厨房にもいつも3本くらい並んでいる。添加物がないのと、「うまみ成分」が、普通のお酒と違うので、料理が楽しくなる。

その後よった蕎麦屋「古宿」も最高だった。蕎麦も美味いけど、料理一品一品に気持ちが籠っているし、でてくるタイミングが絶妙なのだ。
これまでは、長野の「とうじ蕎麦」が一番と思ってきたけど、福島の蕎麦も
捨てがたい。やはり「こころ」という隠し味がきいた料理は、こころにしみる。

世界一周の豪華な旅気分

2006-11-17 09:01:46 | Weblog
今日は、ここ天真庵で、「マリオネットのライブ」がある。
10人限定。会費10000円。

すごく贅沢なライブ。飛鳥という「世界一周の豪華客船」で、ヨーロッパにいくと
3日くらい、彼らの船上ライブが体験できる。確か最低料金が350万くらいだったと思う。

ボージョレの解禁の翌日にワインを飲みながら、ポルトガルギターとマンドリンのコラボを楽しめる・・・・こんな豪華なものは、ふたつとない、と思う。

長屋時間

2006-11-16 11:03:40 | Weblog
「長屋カフェ 天真庵」は、墨田区文花という住所。
「文明開化の花が咲くところ」みたいで、気にいっている。

そこから少しの京島という場所には、昔ながらの「長屋」が、時代を超えて
たたずんでいる。

このアングルは、よく雑誌やテレビで紹介されたもの。
元豆腐屋と、芸術家のアトリエ、魚屋が、並んでいる。

魚屋さんとお客さんの人情会話は、「日本人」そのもの。

金魚売りみたいな保育園?

2006-11-15 10:29:13 | Weblog
毎日のように、「長屋かふぇ」のできる押上界隈を散策している。
こないだ「ラブ・ガーデン」さんにいった時、リアカー?に金魚
みたいに積まれた幼児たちを発見。
先生といっしょに下町ぶらりみたいな散策。

この写真は、お店のガラスごしに、大きな犬を見ているところ。
まだまだ小さくて、大きな犬と目線が同じだけど、この目線で
見える世界が、都心ではなくなっている。

下町は、高い建物が少ないので、圧迫感がなく、夕陽がきれいだ。
ここに5年後に世界一高い、東京タワーが建つのが、不思議。

オーレは、抹茶椀で飲むにかぎる。

2006-11-14 09:08:11 | Weblog
「長屋カフェ」では、オーレを抹茶椀で供したいと思う。

最近カフェラテなんて、きどった言い方しているけど、
昔銭湯の湯上りに飲んだ「珈琲牛乳」なのだから。

この写真は、木工の般若君がつくってくれた折敷(おしき)に、
久保さんがさつくってくれた「瀬戸黒」の抹茶茶碗。

朝、あつあつの珈琲に牛乳を入れて飲むと、「ガツン」とした感じ
で、気力が充実する。
実は、今、それを飲みながら、この文章を書いている。

オーレには、深煎りしたモカマタリがいい。
骨董に深入りすると「骨董病」になるけど、珈琲は深煎りしてこそ、味わい
がでる。

下町時間

2006-11-13 08:36:55 | Weblog
この長屋は築60年。この界隈が東京大空襲で焼け野原になって、物資がないときに
新潟から建築資材を運んで建築したものだ。

「時代」を感じるこの建物をいかしながら、現在「長屋カフェ」を建築中。
三ヶ月以上かけて、コツコツ仕上げていきたいと思う。
このブログにて、進捗状況をお伝えしてしていきたい。

陶板の外壁

2006-11-12 13:20:25 | Weblog
昨日は、友達のギャラリーのオープニングだった。
彼女は陶芸家なので、テーブルとかにうまく陶版などを
つかっていた。庭でもガーデニングがうまくしつらえていて、
よかった。あいにく雨だったので、そこは使えなかったけど・・

この店の外壁も少し気になる。使いこなされたものには「力」がある。

上海レンガ

2006-11-11 09:22:41 | Weblog
昨日であった作庭家さんがつくった向島のお庭にいった。
もと料亭を改装した家もよかったけど、中で生活している人たちの
よき人間性を感じられた。

彼がつくった庭の床の「上海レンガ」がいい風合いだった。
こんどの「長屋カフェ」の床に使おうか、建築家と検討中。

あせらず、ゆっくりと、いい「かふぇ」を創っていきたい。

ブラザーのミシンも手にはいった。

2006-11-10 14:05:16 | Weblog
昨日、解体していた家から、「ブラザーのミシン」を救出した。
昭和30年代の日本には、どの家庭にもあったものだ。
解体現場で足の踏み場もなかったけど、「これをよみがえらせたい」
という一念で、2階から降ろした。
正確にいうと、いやがる解体屋さんに、「下まで降ろすの手伝ってください」
といって、降ろした。そして、下についたら、「おじさん力強いですね」ともちあげ、「横断歩道を渡ったところまで・・・」とお願いし、そこからは、「あの信号
まで」となり、最後は「ここまできたらあと10m」で、「長屋カフェ」
まで到着した。

そして、帰る途中で見つけた「Love Garden」の山崎さんのトラックで、彼の工房
まで運んでもらった。
「おまかせ」で、彼にそのミシンでテーブルをつくっていただけるように依頼した。どんなものができるか、今から楽しみだ。

素敵なトイレ

2006-11-09 16:12:30 | Weblog
「長屋かふぇ 天真庵」の建物は築60年。
古い家を改装しながら、かふぇを建築中。

やはりトイレは大切だ。久保さんが「織部のあさがお(男用の便器)をつくっているけど、どう?」という電話があった。
トイレとキッチンの手洗いには、こんな織部があると素敵だと思う。