長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

そば懐石 

2013-06-06 08:49:27 | Weblog
懐石料理というと、えらい贅沢なもんになってきたけど、
もともとは禅僧が、空腹に耐えかねて、石を懐にいれて辛抱した、
という「しのぎの料理」原点。
火曜日の夜に、IT業界の社長たち4人が、無手勝手流な蕎麦懐石を
食べにきてくれた。
最初に星野村の玉露と京都のお干菓子で、少しのどをうるおし、舌と頭を御
リセットしていただく。それから軽くハートランドビールで乾杯。
その後は、酒肴の三種盛りで、酒を飲み始める。
筑前葛でつくる蕎麦豆腐は、漆の器でだす。「死神」がすすむ。
会社を創業してきた人たちだから、健啖家であり酒豪が多い。
ここで「とんさま」を少し少量のそばにして、久保さんの志野に
盛る。

昨日の不肖野村の「文花的なひとりごと」に書いたけど、
東坡肉 (トンポーロー)というのは、アジアのもてなし料理の源流にある。
今回べトナムにいって、それをあらためて感じたので、天真庵の「そば懐石」
には、蕎麦豆腐と東坡肉 を必ず用意したいと思う。先日は蕎麦にのせ「とんさま風」
にしたけど、できたらご飯、しかも「ぎんしゃり」にしたと思う。先日は
「かしわ飯」を出した。我がふるさと北九州の「折尾駅」の駅弁が有名。
「まわり」というか、お酒のすすみぐあいによって、その時その時にちょっとした
酒肴もだす。この日は、卵焼きやたこの酢の物などを用意しておいた。
おなかに余裕があれば、絞めのざるそばをおだしし、ほぼぶらじるを飲みほすと
宴がおわる、そんな流れになった。これでアバウトひとり一万円也。
傍らで、「英語で蕎麦会」もやっていて、にぎやかな夜だった。あ

昨日は「かっぽれ」
おどった後は、浴衣がびっしょりになる季節を迎えて、体の調子も
かっぽれの銚子も最高潮。♪あ、かっぽれかっぽれ 甘茶もすすり茶でも
おちゃけでもかっぽれ

今日の夜は「インヨガ」
これも二階でやるので、これからは、汗と友だちになりながらやる。
生きとし生けるもの、息をしてるうちは生きている 死ぬまで、汗を
かいたり、泣いたり笑ったりしながら生きている