長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

文化的なサロン 

2012-11-04 07:58:23 | Weblog
昨日の文化の日は、押上文庫ちゃんところで、辻村寿三郎さんの集いがあった。
押上文庫の二階は、大きな畳の間になっていて、貴重な「和の文化」の発信基地
として、昨日を皮きりに、いろいろな楽しい和ものイベントが目白押しになりそうだ。
平家物語の話や、人形や浄瑠璃の話などをしながら、酒をワイワイ飲むのは、日本人に
戻るみたいで、非常にいい。
「このお酒、気持ちよく飲めるけど、なんというお酒?」とご婦人がきく、
「今のあなたのような気持ちの酒、ジョウキゲン、です」と文庫くんが答えていた。
上品な着物の女性に、志野の徳利で酒をなみなみと注ぐ。
「このお酒は?」という問いに、「これを飲むと、ますます綺麗になります。キレイ、といいます」
だって。東京音大の日本酒学科の優等生だったのがわかる。

明日は月曜日。月曜日の朝は「たまごかけごはん」
夜は「タイムドメイン」
これから、家で人寄せして、寄席をやったり、酒を飲んだり、サロン風に
しようと計画している人が多い。やはり、いい「音」で音楽を聴く、というのも
大事なポイント。
景気のいい時代は。「おいしいものを食べる」に重点をおいていたが、
今は本質的なものがもとめられ「おいしく食べる」ほうがコンフォートな生き方
みたい。おいしく食べるには、いい友達と食べることだ。いい友達を持つには、
まず自分がいい友達になることだ。毎日いろいろなことが起きるけど、それは人
のせいではなく、ぜんぶ「自分」の問題。

火曜日は「書」。
これほど、「自分」がでるし、「自分」が表現できる芸術はない。

水曜日は「かっぽれ」