長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

クラシックカフェ

2010-08-10 07:22:36 | Weblog
そんな名前の番組が、ラジオである。
最近は、クラシックのコンサートが多くなってきたので、
天真庵は「クラシックカフェ?」と思うことがある。
14日は、ベルギーからジョージ・バンダムさんを迎えて
音楽祭を開催する。N響のクラリネットのやまねさん、
チェロのみやさかさん、オーボエのかよちゃん、ピアノが
りんちゃん、と、豪華メンバーの揃い踏みだ。

夕方、Spice Cafeの伊藤シェフと、「秋のJAZZの大祭」(JAZZ十間橋 仮称)
の打ち合わせをしていたら、バンダムさんがやってきた。
昨日の昼はドヴォルザークの「新世界」を聴いていた。彼は身内の不幸が
続き、気が狂うほど、落ち込んで、友だちの誘いでニューヨークに
移り住んだ。その時に、よく聴いていたのがJAZZ。
そんなどん底の中でつくったクラシックの不朽の名曲が「新世界」だ。
日本でも♪遠き空に日が落ちて・・・と学校が終わるときに、よくチャイム
代わりにかけられた、あの曲だ。「家路」。
(スナックなどで、閉店を告げるあの曲ではない。あれは布施明の「そっとおやすみ」


家路

♪遠き山に 日は落ちて 星は空を ちりばめる
きょうのわざを なし終えて 心軽く 安らえば
風は涼し この夕べ いざや 楽しき まどいせん まどいせん

やみに燃えし かがり火は 炎今は 沈まりて
眠れ安く いこえよと さそうごとく 消えゆけば
安き御手に 守られて いざや 楽しき 夢を見ん 夢を見ん

JAZZでもクラシックでもいい。最近流行りのワールドミュージックでも
いい。うらぶれて、シャッター通りになった商店街のシャッターが開き、
そのお店の中から音楽が聞こえ、散歩していると、まわりのどこかで、
素敵なコンサートをやっている・・・・そんな街になったらいい、というのが
今回の秋のJAZZを企画した人たちの共通の思いだ。
小さな1歩だけど、そんな動きが、あちこちで、おきていったら、
限界集落とか、駅前のシャッター通り商店街とかが、いきいきと
新しい息吹を感じられる「町おこし」が優美に広がっていくのでは
なかろうか。
春は「墨田ぶらり下町音楽祭」、秋は「I LOVE JAZZ十間橋」
少し、町が活気ずいてきた。感謝。

今日は「英語で蕎麦会」
英語で会議をやるような会社には興味はないけど、英語で
世界の人たちと、ちょっと会話できる、のは、いいことだ。

明日・明後日は連休。今日の英語が終わったら、暑い東京から
脱出する予定。