長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

大文字

2009-08-16 06:11:23 | Weblog
今日8月16日の夜は、京都東山の如意ヶ岳に送り火が燃える日だ。
この送り火は大文字だけでなく、岩倉に舟形、松ヶ崎に妙の字が
燃える。
京都に6年住んでいた。そのうち3年は松ヶ崎の妙の字の下あたりに住んで
いたけど、その日は、こーひー屋も大混雑していたので、一度も
見たことがない。東京に移り住み、盆休みに帰省して、いつも
16日あたりに京都を通過するのだが、混雑した京都がきらいなので、
見るチャンスを逸している。
霊送りというのは、自然とこの年に死んだ人の、ありし日を偲ぶ
日であり、人生のそこはかとない無常を感じさせる日。

京都の東山に「好日居」というのがある。
古い町家を改装して、お茶を供する素敵なカフェ。
そこの女主人は、売茶翁よろしく、ときどき、
お茶道具をかかえて、縁ある場所で小さなお茶会を
やっている。そして、ついに天真庵にやってくる。
30日(日)の朝10時、天真庵の2階でお茶会をすることになった。

名づけて、『夏休み小茶会』@天真庵by好日居。

興味のある方は、どうぞご一報くだされ。会費2000円。
京都の文人たちがあこがれた売茶翁の世界を味わってみたいと
思う。