長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

和ッフルコート

2008-04-03 06:51:28 | Weblog
明日から「あなたのおそばに展」が始まる。
今日はお店が休みなので、柴山さんが搬入にきた。
昨日は開店と同時に満席になり、一時間で蕎麦がきれ、
夜の予約の分までなくなり、途中で、また蕎麦打ちをした。
ので、彼女とは、ほとんど会話していなく、二階もあがらなかった。
でも、この「和ッフルコート」の兄弟たちが、仲良く並んでいて、
楽しい個展になりそう。

今日は休み。米びつの米がなくなるように、コーヒー豆が空になったので、
これから焙煎にいく。それから、この和ッフルコートをきて、青山にお茶のお稽古。
自分でアイデアを出して、作ってもらったものででかけるのは、やはり
楽しいものだ。ロハス・・・って、いろいろいわれているけど、結局は
押し付けではなく、「自分流」をいろいろ工夫しながら、やっていくこと
だと思う。
「和のもの」というのは、もともと大陸から入ってきた、ごちゃまぜの文化を
うまく調和していった歴史だと思う。
「使いこなす」「着こなす」。道具や身のまわりのものを、自分なりに、
いろいろやってみることから、1歩が始まる。
「着こなす」というのは、「気こなす」くらい、気持ちも大切だ。
これまでの、やらせみたいな、勝手に業界やマスコミがつくった薄っぺらい
トレンドに左右されることなく、「私が好きなもの」を見つける時代がきた。
今回の個展を皮切りに、何かのきっかけになれば、幸せ。

5日は「一周年のジャズライブ」。ぜんぜん宣伝しなかったけど、
即満席になった。
先日、近所に住む、セシルモンローさんが、「今度、おれにもやらせろ」
と流暢な日本語でいわれた。彼は、ジャズのドラマー。
天真庵にくると、「カフェイン」を飲んで、いつも陽気にしゃべる。
(カフェインは、薬ではない。コーヒー焼酎のこと)
時々練習する音が、聞こえてくる。
青山のそれではなく、ニューヨークの「ブルーノート」
みたいに、さりげなく、その街に溶け込んでいる、そんなジャズ
のお店が、日本にもあればいい、と思う。