長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

まいぐいのみ

2008-03-31 06:56:35 | Weblog
昨日、てっちゃんがこの写真の「まいぐいのみ」を持って
遊びにきた。毎年彼は、桜の季節にこの志野のぐいのみを
持って天真庵にやってくる。
もともと彼は、焼酎派だった。が、このぐいのみと出合って、日本酒しか
飲まなくなった。確かこれは、5年くらい前の
久保忠廣作陶展で、炎色野(ひいろの)という青山のお店で
買ったものだ。その日は日本酒党の、不思議なアメリカ人、
レイチェルもオープニングでいっしょだったので、二次会
に「はがくれ」にいった。レイチェルがその時、「私の部屋の
冷蔵庫の野菜室には、日本酒がいつも5本くらい入っています。
とくに、ツネキゲン、ではない、ジョウキゲンの特別純米が大好きです」
と、酩酊したおじさんより流暢な日本語で挨拶したのが印象的だった。

そして、こないだ杉浦さんが、その上喜元の佐藤社長を天真庵に
つれてきた。その上喜元の佐藤社長が、いちおしの「鳳凰美田の梅酒」
を、志野のぐいのみに入れて、てっちゃんは、上機嫌になった。

お酒は、ついだり、つがれたり、して、縁を紡いでいったくれるのがいい。
その後、「やっとまいぐいのみ」を見つけた、というたTさんが、
天目茶碗風のまいぐいのみを持参でやってきた。
そして佐藤社長の息のかっかった「鍋島」を飲んで、上機嫌になっていた。