今日のネットのニュースを見ていたら、
航空機からの部品落下が相次ぐなか、国土交通省は、
部品を落下させた航空会社に
行政処分を科していく方針を固めたとの記事がありました。
9月23日、大阪市でKLMオランダ航空機のパネルが落下して
走行中の乗用車を直撃する被害が出ましたが、
4日後の27日には、茨城県稲敷市で
全日空機から落下したパネルが見つかりました。
いずれの事故も大惨事につながりかねない問題です。
しかし、落下物を理由に
航空会社を処分するルールは現在ないため、
国土交通省は関連法規を改め、
程度に応じ、業務改善命令などを
出せるようにする方針との事です。
さらに、五輪・パラリンピックに向けて
発着便数の拡大が見込まれる羽田空港では、
空港に常駐して機体や整備状況を確認する国の職員を増やし、
検査にかける時間や頻度を増やし、
「抜き打ちチェック」も導入して、
部品落下が起きないよう指導・監督を強めるとの事ですし、
万が一被害が生じた場合には、
国の責任で「見舞金」を払う仕組みも新たにつくるとの事です。
国土交通省によると、
昨年10月までの7年半に部品脱落の報告があったのは437件で、
平均すると1年間で約50件以上起きている事になります。
同省に報告が義務づけられているのは国内の航空会社や個人などで、
「金属100グラム以上」など一定規模の部品に限っているので、
その他の部品がもっと落ちている可能性もありますし、
かつては、航空機から氷塊が落下して、
民家の屋根を壊した事もありました。
また、海外の航空会社には報告義務がないため、
KLM機のケースも海や山など人目につかない場所で起きていれば、
公にならなかったかも知れません。
現在、羽田空港に到着する飛行ルートは原則海上からですが、
空路の見直しが行われていて、
今後は新宿区や品川区、港区、大田区などの真上を
低空で飛行する事になります。
このため騒音対策に加え、
落下物への対策強化が求められていました。
今回の措置で、新たに頭上を航空機が飛ぶことになる住民の方は
安心出来るでしょうか?
航空機からの部品落下が相次ぐなか、国土交通省は、
部品を落下させた航空会社に
行政処分を科していく方針を固めたとの記事がありました。
9月23日、大阪市でKLMオランダ航空機のパネルが落下して
走行中の乗用車を直撃する被害が出ましたが、
4日後の27日には、茨城県稲敷市で
全日空機から落下したパネルが見つかりました。
いずれの事故も大惨事につながりかねない問題です。
しかし、落下物を理由に
航空会社を処分するルールは現在ないため、
国土交通省は関連法規を改め、
程度に応じ、業務改善命令などを
出せるようにする方針との事です。
さらに、五輪・パラリンピックに向けて
発着便数の拡大が見込まれる羽田空港では、
空港に常駐して機体や整備状況を確認する国の職員を増やし、
検査にかける時間や頻度を増やし、
「抜き打ちチェック」も導入して、
部品落下が起きないよう指導・監督を強めるとの事ですし、
万が一被害が生じた場合には、
国の責任で「見舞金」を払う仕組みも新たにつくるとの事です。
国土交通省によると、
昨年10月までの7年半に部品脱落の報告があったのは437件で、
平均すると1年間で約50件以上起きている事になります。
同省に報告が義務づけられているのは国内の航空会社や個人などで、
「金属100グラム以上」など一定規模の部品に限っているので、
その他の部品がもっと落ちている可能性もありますし、
かつては、航空機から氷塊が落下して、
民家の屋根を壊した事もありました。
また、海外の航空会社には報告義務がないため、
KLM機のケースも海や山など人目につかない場所で起きていれば、
公にならなかったかも知れません。
現在、羽田空港に到着する飛行ルートは原則海上からですが、
空路の見直しが行われていて、
今後は新宿区や品川区、港区、大田区などの真上を
低空で飛行する事になります。
このため騒音対策に加え、
落下物への対策強化が求められていました。
今回の措置で、新たに頭上を航空機が飛ぶことになる住民の方は
安心出来るでしょうか?