天然居士の独り言

主に日記主体のブログです。

耐震構造計算書偽造問題・・・

2005年11月19日 22時49分00秒 | 日記
 一昨日から、千葉県の設計事務所が、高層建築物の耐震構造計算書を偽造した問題が、
 大きく報道されています。
 構造計算と言う、建物の基本の部分を偽造した設計士は言語道断ですが、
 その設計を鵜呑みにして建築した会社や、その建物を販売した会社も同罪だと思います。
 企業の社会的な責任なんて、全く省みる事なく、利潤追求に走った訳ですから、
 指弾されてしかるべきだと思います。

 そして、それと同じく罪が重いのが、設計の検査を行った民間会社です。
 しばらく前まで、設計の検査は行政機関がやっていました。
 それを、いわゆる民間で出来ることは民間へと言う事なのでしょう、
 国が、検査会社を認可して、民間に任せた訳です。
 その会社の社長は、昨日手回し良く自分の会社に責任がない旨、
 記者会見を行ったようです。

 今の行政改革は、ひたすら小さな政府を志向しています。
 しかしながら、果たしてそれで良いのかと疑問を抱かせる事件だったと思います。
 現代社会は、高度に専門化されており、到底素人には分からないようになっています。
 更に、民間会社は利潤の追求こそが第一です。
 民間会社には国民の生活を守る義務はありません。
 この検査会社は信用を失墜し、立ち行かなくなるかも知れませんが、
 杜撰な検査の結果、欠陥建物を購入してしまった人達は、
 誰にその損害の補填を求めたら良いのでしょうか?
 行政の効率化は必要でしょうが、安全の確保、公正の維持のためには、
 非効率的なシステムが必要な場面もあります。
 
 この問題、今後どうなるかは分かりませんが、
 組織的な詐欺だと言えるのではないかと思います。 
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一昨夜は・・・

2005年11月18日 22時03分00秒 | 日記
 一昨夜は、仲間内の酒飲みでPCを開けませんでした。
 昨夜は、東京に泊まりの出張でした。
 3回目の太田市場見学です。
 何回行っても、あの賑わいと膨大な量に圧倒されます。
 全国各地から集まる青果物は、種類も多く、
 高知県産のスイカなんかも出ていました。

 本当はたまには東京でユックリしたい気分だったのですが、
 こちらに会議があったため、昼過ぎには帰って来ました。
 山手線の吊り広告を見ていたら、紀宮様の結婚式の話題が出ている週刊誌のがありました。
 その他、様々な広告が出ています。
 それを眺めているだけで、多くの情報が得られます。

 俗に、田舎の三年都の昼寝と言います。
 田舎で三年暮らすのと、都で昼寝をするのとで
 同じ位の知識を得られると言う諺なのだと思います。
 情報化社会と言われ、地域間の情報の格差はなくなっていると言いますが、
 果たしてどうなのだろうなぁと思いながら電車に乗っていました。
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免許更新・・・

2005年11月16日 00時29分00秒 | 日記
 今日は、先週の休日出勤の代休として、午後から休んで、
 免許の更新とトレーニングに行って来ました。

 ゴールド免許証なので、更新は5年ぶりです。
 この5年間、何回かヒヤッとした事がありました。
 教習のビデオを見ながら、そんな事を思い出し、
 気をつけなければと、気持ちを新たにしました。

 僕は、免許を取ってから30年過ぎましたが、
 まだ無事故無違反です。
 もちろん、それは違反を全然していないと言う事ではないのですが、
 ただ単に運が良かったからなのでしょう。
 いつ壊れるか分からないボロ車ですが、結構スピードも出します。
 通勤に車を使わないので、運転する機会が少ない事が、
 無事故無違反の繋がっているのかも知れません。

 交通事故の特に加害者になると、やはり大変です。
 これからも、慌てずに気持ちを集中させて、安全運転を心がけたいと思います。
 
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再開発・・・

2005年11月14日 22時58分00秒 | 日記
 宇都宮市の中心街、二荒山神社近くの一帯で再開発が行われます。
 倒産したデパートを中心にした再開発なのですが、
 それだけでなく、二荒山神社の東側の参道とも言う感じの坂もなくなるようです。
 その坂道を中心に、店舗等は既に閉店してしまっています。

 閉店した店舗は、概ね年配のご主人が営業されていたので、
 良い潮時と閉店されたのだと思います。
 中には、50年近く営業していた惣菜屋さんもあります。

 僕の通勤経路なので、嫌でもそうしたお店が目に入ります。
 中心市街地の地盤沈下が甚だしく、
 倒産したデパートもそのままにしておけない事情は分かります。
 しかしながら、古い歴史のある店を閉店させて、
 新しい大きなビルを建てて、本当に市街地が活性化するのでしょうか?

 僕自身は、再開発と言う手法に疑問を持っています。
 東京などの大都会ならば、その妥当性はあるかも知れませんが、
 宇都宮などの地方都市に同じ手法で良いのだろうかと言う疑問です。
 今回の再開発地域と通りを挟んだ反対側に、やはり再開発のビルが建っています。
 しかし、その中のテナントは、結構変わっているようで、
 レストラン街は、全部テナントが入れ替わっています。
 今度の再開発ビルとの相乗効果で、活性化が図られるのならば良いのですが。

 いずれにしても、大きな犠牲を強いての再開発です。
 何とか成功して欲しいとは思いますが、
 慣れ親しんだ町並みが消えると言う寂しさを感じています。
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日光・・・

2005年11月13日 23時13分00秒 | 日記
 昨夜、長男が帰省しました。
 特別の用事はなかったようなのですが、
 まぁ~たまには家の空気が吸いたくなったのでしょう。

 今日は、息子と日光に行って来ました。
 東照宮辺りの紅葉が最盛期かと思ったためです。
 渋滞が気になりましたが、8時過ぎに家を出て、
 9時前には駐車場に車を置けました。

 それから、5時間ほど、2社1寺と田茂沢旧御用邸と歩いて来ました。
 予想通りの素晴らしい紅葉でした。
 写真を最新アルバムにアップしてありますので、ご覧になって下さい。
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昨夜は・・・

2005年11月12日 22時42分00秒 | 日記
 昨夜は、オペラに行って来ました。
 同居人は仕事が入っていたため、職場の若い女性と行って来ました。
 席の周囲には、結構年配のご夫婦が多かったので、
 何となくあの野郎と言う視線を感じました^^
 
 そのオペラですが、どうも料金5000円と言う安い料金が気になっていたのですが、
 案の定、舞台装置はほとんどなく、背景はスライドでした。
 オーケストラも6人だけで、その内の2人はエレクトーンのようでした。
 
 演目は、ドニゼッティの「愛の妙薬」でした。
 演じていたのは、モデナ・アカデミア・ハルモニカと言うイタリアのオペラ楽団で、
 大規模な舞台のグランドオペラではなく、
 室内オペラとも言う、小規模なものを目指している楽団でした。
 馬車で登場するはずの、インチキ薬売りが自転車で登場したのには驚きました。

 しかし、歌手はそれぞれ中々上手で、楽しめました。
 ドニゼッティの喜歌劇には、何かピッタリのような演出でした。

 終演後、小父さんにお付き合いしてくれたお嬢さんと、
 居酒屋でビールを飲みながら、食事をして来ました。
 とても楽しい一夜でした^^
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芸術の秋・・・

2005年11月10日 23時35分00秒 | 日記
 今夜は、本当は酒飲みでした。
 ところが、突然、コンサートのチケットが安く譲ってくれると言う話がありました。
 コンサートは、今、売出し中の指揮者、佐渡裕さん指揮の
 東京フィルハーモニー交響楽団です。
 今夜、宇都宮で公演があるのは知っていたのですが、
 酒飲みの日程があったので、諦めていました。
 そこへの、チケットの話です。
 少しも迷わず、チケットの方を取りました。

 5時30分からの酒飲みに45分出て、
 ビールをグラスに3杯飲んで、コンサートに行きました。

 会場は、クラッシックのコンサートとは思えないほど、混んでいました。
 J・イベール「室内管弦楽のためのディベルティメント」
 ビゼー「カルメン組曲抜粋」
 ドヴォルザーク「交響曲第8番」に、
 チャイコフスキー「アンダンテカンタービレ」がアンコール曲でした。

 佐渡さんは、「ブザンソン国際指揮者コンクール」で優勝され、
 レナード・バーンスタインと小沢征爾さんに師事されています。
 初めて、その指揮する曲を聴きましたが、
 起伏が多い割りに、軽快な感じもして、素晴らしい指揮だと思いました。

 長身で手足が長く、指揮ぶりも今までの日本人指揮者にはないものがありました。
 フォルテッシモのリズムの強い場面では、飛び上がって指揮していました。
 さすがに、久々の人気のある指揮者だと思いました。
 満足できるコンサートでした。

 実は、明日はオペラのチケットを持っています。
 上司から頂いたものです。
 2日連続のコンサートと言うのは初めてのことです。
 芸術の秋ですから、こんな事があっても良いのでしょう^^
 
 
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昨夜・・・

2005年11月09日 22時39分00秒 | 日記
 深夜テレビの、「バースディ」と言う番組を見てしまいました。
 TBS系列の番組です。

 北海道の静内の高校の畜産科の生徒が育てたサラブレッドが、
 中央競馬の新馬戦で勝ったところまでを
 3年間に渡って追いかけた番組でした。

 普通のサラブレッドと違う育てられ方をしたユメロマンと言う馬を、
 愛情を込めて、高校生が育てていました。
 何か、胸に迫るものがありました。

 ファームフェスタにも、高校生が育てた牛が出品されていました。
 栃木県内の農業系の高校はもちろんですが、
 遠くは、鹿児島県の種子島実業高校の牛も出ていました。
 若い人が、一生懸命牛や馬を育てるのは、素晴らしい事だと思います。
 それらの生き物と同時に、生徒さん達も育って行くのでしょうね。
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パリは燃えているか・・・

2005年11月08日 22時31分00秒 | 日記
 第二次世界大戦中、パリを占領していたナチスドイツ軍は、
 ヒトラーから、連合国側に奪還されそうな時には、
 パリを焼き尽くすよう命令されていたと言われています。
 しかし、芸術の都パリを焼く事は回避されました。
 ヒトラーから、パリは燃えているかとの電話があったとか・・・

 同名の、ルポルタージュがベストセラーになりましたし、
 その本をベースにした、ルネ・クレマン監督の映画でも有名になりました。

 今、フランスでは、有色人種の若者の暴動が起きています。
 外国のマスコミで、「パリは燃えている!」と報道したところがあったようで、
 フランス政府は、観光客の減を避けるため、その報道を否定しているとの事です。

 フランス国内の暴動が、どのようになるのか分かりませんが、
 かつての5月革命のような、イデオロギーによるものでないだけに、
 不気味なものを感じます。

 不景気、失業、有色人種の差別などが、今回の暴動の原因のようです。
 経済的に恵まれない人々の間に鬱積した気持ちが爆発したのだと思います。
 その原因を解決しないで、鎮圧のみで解決しようとすると、
 更に暴動が広がるように思います。
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女性天皇・・・

2005年11月07日 22時32分00秒 | 日記
 女性天皇を認めようとする、政府の有識者会議の結論に対して、
 三笠宮寛仁親王が異議を唱えた事が波紋を与えているようです。
 政治的な発言を禁じられている、皇族が仲間内の雑誌に、
 否定的な見解を述べたものです。

 僕は、その当否を論じようと思いません。
 しかし、殿下の歴史認識には些か驚かされました。
 皇室を2600年余り続いているとの認識の下に、
 これまでの女帝を例外的なものであると述べられたようです。

 皇室が2600年余り、万世一系である事は、
 既に歴史的には認められていない事のはずです。
 神武天皇から崇神天皇の前までの9代の天皇が架空の存在である事は、
 歴史学上の定説になっています。
 更に、継体天皇の即位の不自然さから、同じ血筋なのかと言う問題についても、
 疑問とする説の方が有力なのだと思います。

 殿下は、オリエントの歴史研究をされている方であり、
 僕などよりは、はるかに歴史に明るい方だと思います。
 そのような方が、何故このような見解を出されたのか、
 僕には理解ができません。
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