(以下、中日新聞【滋賀】から転載)
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外国人との共生へ 高島で講習会
2010年3月23日
湖南市やバングラディシュの事例に聞き入る参加者ら=高島市の安曇川ふれあいセンターで
写真
在日外国人との共生や国際協力を考える講習会が22日、高島市の安曇川ふれあいセンターであった。外国人が多く住む湖南市での取り組みや、世界最貧国の一つとされるバングラディシュの子どもたちの暮らしぶりなどの話に約20人が聞き入った。
湖南市はブラジル人労働者が増加するなどし、昨年12月末現在、人口に占める外国人の割合が県内2番目に多い。
同市国際協会の大嶋理絵事務局長(53)がごみ分別方法の指導や語学教室、景気悪化による失業者への就職支援を実施した取り組みを紹介し「ともに暮らせる環境づくりが重要」と呼び掛けた。
青年海外協力隊として2年間、バングラディシュを訪れた高島市の団体職員坂下靖子さん(42)は「小学生でも生活のため、仕事を手伝わされている」と指摘。途上国の製品を適正価格で取引する「フェアトレード」を広め、経済格差を解消する必要性を訴えた。
(対比地貴浩)
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外国人との共生へ 高島で講習会
2010年3月23日
湖南市やバングラディシュの事例に聞き入る参加者ら=高島市の安曇川ふれあいセンターで
写真
在日外国人との共生や国際協力を考える講習会が22日、高島市の安曇川ふれあいセンターであった。外国人が多く住む湖南市での取り組みや、世界最貧国の一つとされるバングラディシュの子どもたちの暮らしぶりなどの話に約20人が聞き入った。
湖南市はブラジル人労働者が増加するなどし、昨年12月末現在、人口に占める外国人の割合が県内2番目に多い。
同市国際協会の大嶋理絵事務局長(53)がごみ分別方法の指導や語学教室、景気悪化による失業者への就職支援を実施した取り組みを紹介し「ともに暮らせる環境づくりが重要」と呼び掛けた。
青年海外協力隊として2年間、バングラディシュを訪れた高島市の団体職員坂下靖子さん(42)は「小学生でも生活のため、仕事を手伝わされている」と指摘。途上国の製品を適正価格で取引する「フェアトレード」を広め、経済格差を解消する必要性を訴えた。
(対比地貴浩)