多文化共生なTOYAMA

多文化共生とは永続的なココロの営み

国内外国人向けの日本語初提示 教育カリキュラム案作成

2010-04-16 09:37:18 | 多文化共生
(以下、47NEWSから転載)
=============================================
国内外国人向けの日本語初提示 教育カリキュラム案作成

 文化審議会の日本語教育小委員会は15日までに、日本で暮らす外国人向けに基本的な会話や文法などを集めた「日本語教育の標準的カリキュラム案」を大筋でまとめた。「電車の利用」「治療を受ける」などの事例に沿って、国として習得を勧める言葉の標準を初めて示した。素案は文化審国語分科会に近く報告される。

 文化庁や法務省によると、2008年末の外国人登録者数は約222万人(在日韓国・朝鮮人などを含む)。国はうち約100万人がスムーズに日常生活を送る上で日本語を学んだ方がよいとみているが、何をどこまで教えるかの目安はなかった。

 カリキュラム案は、日本語学校などでの活用を想定し、生活の基本となる行動として「健康・安全に暮らす」「消費活動」「移動」など10項目に大分類。さらに「健康を保つ」などの中分類(22項目)、「薬を利用する」などの小分類(48項目)を設けた。全体の学習時間の目安は60時間とし、配分割合も示した。

 日本語小委は、08年度からカリキュラム案の検討に着手。各地の日本語学校から教育の実践例などを調査していた。
2010/04/15 17:39 【共同通信】

最新の画像もっと見る

コメントを投稿