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関西国際空港、中国人向けサービス拡充-「電話通訳」など導入

2010-08-10 14:33:36 | 多文化共生
(以下、みんなの空港新聞から転載)
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関西国際空港、中国人向けサービス拡充-「電話通訳」など導入

(2010年08月10日)

関西国際空港出発ロビーと案内所

 関西国際空港(大阪府泉佐野市)は8月9日より、同空港を利用する中国人旅行者向けのサービスを拡充し、電話通訳案内サービスの導入やスタッフの増員などを図っている。

 通訳サービスは「電話通訳 KIX 翻(fan)」と呼ばれるもので、旅客ターミナルビル・エアロプラザ内のほぼ全店舗と案内カウンターに通話端末計190台を設置。外国人空港利用者と案内や対応をする従業員が、電話回線の向こうにいる中国語・英語・韓国語に対応するプロの通訳者を介してコミュニケーションをとれるようにした。利用時間は8 時~20時(一部の案内カウンターでは22時まで)。

 隣接するホテル日航関西空港にも中国人旅行者向けの専用案内デスクを新設したほか、今月中旬にはウエルカムボードも設置する。案内カウンターや同ホテルでは、今年採用した中国人スタッフを順次配属するほか、夏の繁忙期には中国から留学中の大学院生をインターンとして現場に迎え、中国語による利用客対応を強化する。

 対応について、同空港担当者は「個人観光ビザ発給緩和などでさらなる増加が期待される中国人の空港利用者への案内サービスを強化するもの。利用者のニーズに沿った商品提案やきめ細やかな旅客案内を提供することができ、中国人の旅行者にますます便利で優しい空港を目指す」と話す。

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