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北九州市:「外国人のための防災ハンドブック」を作製

2012-02-15 03:01:37 | 多文化共生
(以下、毎日新聞【福岡】から転載)
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北九州市:「外国人のための防災ハンドブック」を作製 /福岡

 ◇外国人も防災を
 北九州市は「外国人のための防災ハンドブック」(B5判58ページ)を初めて作製した。東日本大震災を教訓に市内に住む外国人にも防災知識を身につけてもらう狙い。市役所、各区役所などで配布しているほか、市と北九州国際交流協会のホームページでも全文を閲覧できる。

 外国人は国によって言葉や生活習慣が違い、地震や台風などの自然災害に対する防災意識も異なる。市は東日本大震災を機に外国人にも災害に備えてもらおうと、日本に住むうえで基礎的な防災知識などを盛り込んだハンドブックを初めて企画した。

 ハンドブックは、ふりがな付きの日本語▽英語▽中国語▽ハングル--で記載。九州で多い台風や大雨のほか、地震、津波の知識や対処方法を紹介。「注意報や警報」「避難勧告」などの気象、防災用語も説明し、英語版のある福岡県の防災メールや多言語FM放送「LOVE FM」など、外国語による情報収集方法も紹介した。

 ハングル訳を担当した韓国からの国際交流員、朴嘉演(パクカヨン)さん(28)は「韓国は日本のような大地震はほとんどなく、翻訳を通じて震度7の地震の被害の大きさを知ってびっくりした。外国で災害に遭うと対応が難しい。ハンドブックがあれば、外国人が北九州で安心して暮らせるようになる」と話していた。【河津啓介】

〔北九州版〕

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