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外国人向け防災冊子を改訂 東日本大震災受け

2011-08-29 10:23:37 | 多文化共生
(以下、山陽新聞から転載)
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外国人向け防災冊子を改訂 東日本大震災受け

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津波項目の拡充などが予定される外国人向けの防災ガイドブック


 東日本大震災を受け、岡山県は「外国人住民のための防災ガイドブック」の改訂作業に近く取り掛かる。特に震災で甚大な被害をもたらした津波に関する項目を拡充し、年度内にも発行する。

 ガイドブックは2008年から09年にかけて、英語、中国語、ポルトガル語、ハングルの各版を発行。A4判、13ページのカラー印刷で、これまでに計約7千部を自治体の窓口や留学生のいる大学などに配布した。

 主に台風と地震を取り上げ、台風では暴風や大雨による河川の増水、浸水被害、土砂災害の危険性を解説。懐中電灯やラジオなどを入れた非常持ち出し袋を準備するよう呼び掛けている。

 一方、地震は日本が多発地帯であることを示し、大きな揺れがあった場合の対処法などを列挙。津波については「地震に伴い突発的に襲ってくることがある」などとわずかに説明があるだけだった。

 改訂版は、特に津波に関する項目を増強する。発生する仕組みのほか、巨大地震発生時に津波の到達が予想される範囲や、波の高さなどを盛り込むことも検討。陸地に水が押し寄せる被害をイメージしやすいようイラストを用い、避難場所を確認しておくよう促す。

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