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ブラジル人の相談窓口設置 加茂署、県内で初めて

2011-02-27 22:21:19 | 多文化共生
(以下、中日新聞【岐阜】から転載)
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ブラジル人の相談窓口設置 加茂署、県内で初めて
2011年2月27日

在住ブラジル人にポルトガル語で相談窓口の利用を呼びかける加茂署員ら(左)=美濃加茂市加茂川町の多文化交流センターで

 加茂署は、管内の美濃加茂市と加茂郡に多く住むブラジル人を対象とした予約制の警察安全相談窓口を設けた。署員らが26日に同市加茂川町の多文化交流センターを訪れ、ポルトガル語で窓口の説明をした。
 交流センターに入居する同市定住外国人自立支援センターと協力した県内初の試み。困り事を抱えたブラジル人が同センターを通じて加茂署に電話予約すると、原則1週間以内にポルトガル語を話せる署員に相談できる。
 管内には人口の2・9%を占める約3200人のブラジル人がいるが、昨年同署で受けたブラジル人の相談件数は9件と全体の1・4%。窓口開設で警察への不安感を解消する狙いがある。
 説明会にはブラジル人約30人が参加。署員らが窓口の流れを記したチラシを渡し、家庭内暴力や子どものいじめ、交通ルールの疑問などの事例を挙げて利用を呼び掛けた。
 教会牧師のゴンサルベス・ダビさん(29)は「警察官が来て説明してくれ、ブラジル人が大切にされているようでうれしい。みんなに相談を勧めたい」と大喜び。金城エジウソンセンター長は「加茂署からはメールで不審者などの情報提供も受けており、警察との新たな連携でみんなのためになれば」と話していた。 (安藤恭子)

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