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不法滞在で母子手帳不交付 三重県鈴鹿市「改める」

2009-07-30 10:48:55 | 多文化共生
(以下、47NEWSから転載)
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不法滞在で母子手帳不交付 三重県鈴鹿市「改める」

 三重県鈴鹿市が、オーバーステイのインドネシア人女性(30)=同市在住=が今年3月に提出しようとした妊娠届け出を受理せず、7月の出産後まで母子健康手帳を渡していなかったことが30日、分かった。市は昨年10月から、不法滞在の外国人の届け出書を受け付けず、手帳を交付しないことを決めていた。

 厚労省によると、不法滞在であっても手帳は人道的見地から交付されるのが通例で、同省母子保健課は「同様のケースは把握していない」。市健康づくり課は「認識が浅かった。今すぐ是正したい」としている。

 市は従来、手帳と一緒に妊婦健診の無料券を配布してきたが、「無料券は金券に当たり、オーバーステイの者に渡すべきではない」と判断。届け出を受けた際に在留資格の有無を確認することを取り決め、窓口の担当課に文書を配布、資格がなければ手帳も無料券も渡さないことにしていた。

 関係者によると、インドネシア人女性は2007年に短期滞在の在留資格で来日。オーバーステイになったが、日本人男性と交際して妊娠した。当初、自費で妊婦健診を受けたが、1回1万円以上と高額なため、数回で断念したという。

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