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ベトナム人女性を町の医師に 医大卒業まで公費で支援

2013-03-21 16:10:50 | 多文化共生
(以下、apitalから転載)
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ベトナム人女性を町の医師に 医大卒業まで公費で支援

2013年3月21日

リュウ・ホン・ゴックさん(左)。昨年10月に来日し、一戸町役場で稲葉町長と面会した=一戸町国際交流協会提供


岩手県一戸町

【神元敦司】岩手県一戸(いちのへ)町が4月から、19歳のベトナム人女性を町の嘱託医に養成する支援を始める。2千万円かけ、8年間で医大を卒業させる計画だ。厚生労働省によると、自治体が医学生でない外国人を公費で支援するのは聞いたことがないという。背景には、過疎地の深刻な医師不足がある。

 リュウ・ホン・ゴックさん。昨年5月、ベトナムで最難関のホーチミン市国家大学付属英才高校を卒業した。今月下旬から町でホームステイを始める。「ベトナムと違ってかなり寒いようなので冬の服装を準備しないと」と話す。

 ホーチミン市内からバスで30分ほどの町で、航空会社で働く父母、中学生と小学生の2人の妹の5人で暮らす。「初めて家族と離れて暮らすので不安と寂しさはあるが、一戸は平和できれいで空気も新鮮。生活にもなじめると思う」。ベトナム料理を一戸の人たちに紹介しようと、郷土料理の作り方をいくつか覚えた。

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