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在住外国人が“生の声” 浜松で多文化共生講座

2010-01-18 12:12:14 | 多文化共生
(以下、中日新聞【静岡】から転載)
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在住外国人が“生の声” 浜松で多文化共生講座

2010年1月18日
生活上の問題紹介

ベトナムから来日した背景などを説明する高橋ひょうまさん=浜松市中区の市多文化共生センターで
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 浜松市内に住む外国人の若者のメッセージを聞き「多文化共生」について学ぶ講座が17日、浜松市中区の市多文化共生センターであった。登壇した20代の若者3人は来日した理由や日本での暮らしぶりを語り、外国人が直面する問題などについて意見発表した。

 日本で暮らす外国人の文化的な違いやそれぞれの背景、事情を知り、外国人の受け皿となる社会環境について考えてもらうのが主な狙い。国際理解教育に関心を持つ約10人でつくる「静岡県アースカレッジはままつプログラム実行委員会」などが主催する連続講座の一つで、約30人が来場した。

 登壇したのはブラジル出身で通訳のビビアニー・ハルミさん、シルバ・ユキオさん、ベトナム出身で難民として来日した会社員高橋ひょうまさんの3人。ビビアニーさんはブラジル人や日本人のイメージなどについて、シルバさんは自身のルーツやこれまでの暮らしぶり、食文化などについて説明した。

 生後3カ月でボートで祖国ベトナムを出て日本で育ち、日本国籍も取得した高橋さんはインドシナ難民が生じた原因をスライドなどを使って解説。さらに在日ベトナム人の日本での暮らしについて「法律や就職、進学などさまざまな問題に直面している人もいる」と紹介した。

(梅田歳晴)

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