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ブラジル人学校存続

2009-12-18 09:24:53 | 多文化共生
(以下、山梨日日新聞から転載)
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ブラジル人学校存続 2009年12月18日(金)
校舎家賃値下げ 職員ら運営引き継ぐ 
南アルプス 
 今年いっぱいで閉校する山梨県内唯一のブラジル人学校「ピタゴラス山梨校」=南アルプス市藤田=について、同校職員らが17日、運営を引き継ぐことを決めた。課題だった校舎の土地と建物の賃貸料を所有者が引き下げてくれ、めどが立ったという。存続が決まり、同校の児童生徒、保護者からは安どの声が聞かれた。
 同校の責任者を務めるミリアン・ナガイさんによると、同日、校舎の土地と建物の所有者と協議。賃貸料を現在の半額程度に値下げしてくれることになった。今後、子どもたちと新しい学校名を決めて、1月から再スタートを切る。授業料は変更しない予定。ミリアンさんは「まず大家さんに感謝したい。ほかの先生と力を合わせて頑張っていきたい」と話している。
 同校に通っている米田ユウジ君(8)は「これからも友だちと一緒に勉強できてうれしい」と笑顔。父親の一夫さん(37)も「学校がなくなった場合、妻と子どもをブラジルに帰らせることも考えた。本当によかった」とホッとした表情を浮かべていた。
 同校は、雇用情勢が悪化した昨年秋以降、親が失業して授業料が払えず、通えなくなる児童生徒が続出。運営するピタゴラスが存続は困難として年内での閉校を決めた。

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