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ピアリンク:発足1周年 仲間同士、つながり支えに 広がるユニークな対処法

2012-04-18 13:12:01 | ダイバーシティ
(以下、毎日新聞【群馬】から転載)
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ピアリンク:発足1周年 仲間同士、つながり支えに 広がるユニークな対処法 /群馬

毎日新聞 2012年04月18日 地方版

 うつ病や統合失調症などの精神疾患を抱える人たちが、病気とどう付き合っていくかを話し合う当事者グループ「ピアリンク」(伊勢崎市、柳春海代表)が17日、発足から1周年を迎えた。メンバーは、症状に悩まされながらも仲間同士のつながりを支えにしている。【塩田彩】

 ピアリンクは、同市安堀町の心療内科・精神科病院「華蔵寺クリニック」に勤める精神保健福祉士の柳代表(40)が、通院者に声をかけてつくった。精神疾患を抱える当事者が自分の心の状態や悩みなどを自己分析し発表する「当事者研究」が活動の中心だ。当事者研究は北海道浦河町の社会福祉法人「浦河べてるの家」が実践している精神障害者向けのリハビリテーションプログラム。自分で自己病名をつけたり、幻聴を「さん」付けで呼んで対処方法を話し合ったりするユニークな試みで、全国にも広がっている。

 柳さん自身も、うつ病を抱える。大学卒業後に大手企業に就職し、28歳で経営コンサルタント会社に転職したが、深夜まで残業が続き、間もなくうつ病を発症した。7年前に同クリニックを訪れた際、医師から「自分の病気を研究しなさい」と言われたのが当事者研究との出合いだった。

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