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新型インフル5カ国語でHP掲載 奥州市国際交流協

2009-05-07 12:28:57 | 多文化共生
(以下、岩手日報から転載)
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新型インフル5カ国語でHP掲載 奥州市国際交流協

 奥州市国際交流協会(佐藤剛会長)は、新型インフルエンザについての情報をホームページ(HP)上に5カ国語で掲載した。同市内の有志が翻訳に協力し、症状や予防策などを簡明に説明している。同協会は「情報を手に入れやすくし、生活に安心感を与えたい」と、緊急時の外国人市民の生活を支援する。

 HP上での情報提供は、新型インフルエンザの警戒水準が「5」に引き上げられたことに対応した。市内のボランティアなどが翻訳に協力した。

 日本語、英語、中国語、韓国語、タガログ語(フィリピン語)の五カ国語で、新型インフルエンザの症状▽予防策▽疑われる症状が出た時の対応-の三点を掲載。「うがい、手洗いで予防する」「いきなり医療機関で受診せず、保健所に電話で相談する」など、分かりやすく説明している。

 同協会によると、日本語教室などで新型インフルエンザが話題になっている一方、医療、保健面で「病状を伝えることが大変」「専門用語が分からない」といった不安を持つ外国人の市民は多いという。

 同協会はラジオの多言語放送など外国人市民への情報、生活サポートに力を入れる。及川秀主査は「母国語で情報を手に入れる安心感がある。地域の情報の多言語化を進めたい」としている。

 奥州市の外国人登録者数(二〇〇八年十二月)は五百四十一人で人口の0・42%。国籍は中国、フィリピン、韓国など多様化している。協会のHPアドレスはhttp://users.catv-mic.ne.jp/~asupia.mizu/

【写真=外国人市民向けに5カ国語で新型インフルエンザの情報を提供する奥州市国際交流協会のホームページ】
(2009/05/07)

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