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多文化遠足」ツアーに10カ国110人が参加、ランチタイムは国際色豊かに

2010-10-13 09:05:30 | 多文化共生
(以下、カナロコから転載)
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「多文化遠足」ツアーに10カ国110人が参加、ランチタイムは国際色豊かに/川崎
2010年10月12日

参加者全員での綱引き合戦は大盛り上がり=11日、横須賀市長井のソレイユの丘

参加者全員での綱引き合戦は大盛り上がり=11日、横須賀市長井のソレイユの丘
 秋晴れの休日となった11日朝、2台の大型観光バスが川崎市川崎区を出発した。先月、同区にオープンした外国人441件サポート施設「多文化共生センター かわさき」が、支援事業の第1弾として企画した「多文化遠足」。親子連れや学生など、10カ国にルーツを持つ110人が参加。道中のバスの中では多言語が飛び交い、早くも大にぎわい。さて、旅路やいかに―。

 出発したバスの中では、さっそく各国のあいさつ紹介がスタートした。「ニーハオ」「サワディークラップ」…。中国語、タイ語…。センター職員に続き、全員が大きな声を響かせた。続いて、自己紹介。トップバッターの男性はペルー出身。生後半年の次女を含め家族5人で参加した。センターではスペイン語の通訳を務めているといい、バスの中でも、同じペルー出身の男性に皆の紹介を通訳してみせた。

 緊張がほぐれてきたころ、横須賀市長井の「ソレイユの丘」に到着。一行は緑が広がる広場へと向かった。昼食を取るための場所を確保すると、「ご飯前に一汗」と全員で綱引き合戦。子どもも大人も必死の形相で綱を引き、その姿に誰もが大笑い。この日一番の盛り上がりをみせた。

 おなかが空いたところで、いよいよランチタイム。おにぎりにキムチ、卵焼きにマリネと、各国の料理が並ぶ豪華な昼食。あっという間に皿が空になってしまった。ブラジル出身の母を持つ東川内セイジ君(12)は「どれもおいしかった! いろいろな国の言語も覚えられて得した気分」と笑顔をみせた。

 その後、バスは東京湾を横断。アクアライン海ほたるパーキングエリアに立ち寄り、午後7時、無事に出発した川崎区に戻ってきた。フィリピン出身のフェルナンドロペスさん(46)は「来日して20年だが、今日みたいに子どもと一緒に楽しい時間を過ごせた日はあまりなかった。来年もぜひ参加したい」。皆の笑顔は、大満足の遠足だったことを表していた。

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