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外国人対策:県警が研修会 現状と課題テーマ /岐阜

2011-06-11 20:45:04 | 多文化共生
(以下、毎日新聞【岐阜】から転載)
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外国人対策:県警が研修会 現状と課題テーマ /岐阜

 県警は10日、県内の外国人の現状と課題をテーマにした研修会を県警本部で開いた。タイトルは「外国人と共に生きる~外国人犯罪と文化共生について(県警の取り組みから)」。「ぎふ善意通訳ガイドネットワーク」のメンバーら40人が参加した。

 同ネットの河合雅子会長と、県警組織犯罪対策課の山内登・国際犯罪担当調査官が、県内の在住外国人をめぐる状況や、外国人犯罪などについて報告した。

 県内の外国人登録者数は08年を境に減少し、10年末で約4万8000人。外国人の検挙件数も09年の599件から昨年は325件に減少している。

 山内調査官は「外国人の方には、警察に対して『怖い』という意識があり、言葉の問題もあって、相談したいのにできないという状況がある。結果的に犯罪を未然に防げないことがある」と話し、外国人の現状把握のためにも市町村と警察の連携が必要と指摘した。河合会長は、外国籍の中学生による人権作文などを紹介。多様性を受け入れられる地域社会の実現を訴えた。

 参加した各務原市の山下修司・秘書広報課長は「市民生活が安定していれば犯罪が起こる土壌はなくなる。警察による取り締まりの前に、行政として在住外国人の状況を把握する必要がある」と話した。【梶原遊】

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