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「弁護士ゼロ」20年以上に終止符

2010-08-10 13:52:03 | 多文化共生
(以下、朝日新聞【新潟】から転載)
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「弁護士ゼロ」20年以上に終止符

2010年08月08日

 弁護士不在が20年以上続いていた柏崎市に今月上旬、斎藤辰一郎弁護士(34)が「かしわざき法律事務所」を開業した。同市が法律事務所の開設・運営費を最大300万円補助する誘致制度の利用第1号。法曹養成制度改革後、弁護士が急増し競合が激しくなる中、開業を模索する若手弁護士が「弁護士過疎地」に新天地を求めた形だ。(清水康志)

 斎藤弁護士は法科大学院を出て2006年に司法試験に合格後、新潟市内で司法修習し、弁護士登録した07年12月から同市内の砂田徹也法律事務所に勤めていた。債務整理のほか離婚、相続など家事事件の担当だったという。

 群馬県出身で、東京や大阪など都市部での開業も考えていたが、新潟市で司法修習するうちに考えが変わってきたという斎藤弁護士。「弁護士が不足し、本当に必要とされている場所で働きたい」。修習後初めての勤務先に同市を選び、今回、誘致制度の後押しもあって柏崎市内での開業に踏み切った。

 弁護士になり3年目。1人で多岐にわたる法律相談をカバーするにはまだ経験が足りない面もあるが、斎藤弁護士は「外国人雇用や震災復旧など地域特有の問題を含め、どんな事件にも対応できるよう勉強していきたい」。問い合わせは同法律事務所(0257・41・5635)へ。

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