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中国、上期の対マレーシア投資が561%増に

2010-08-10 14:32:42 | 多文化共生
(以下、アジアエックスから転載)
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中国、上期の対マレーシア投資が561%増に 中国企業2社、年内にブルサ上場へ
マレーシア2010年08月10日 08:15

〈クアラルンプール〉
規制緩和を背景に、中国企業によるマレーシア直接投資の動きが加速している。

在マレーシア中国大使館によると、今年上半期のマレーシアの対中投資は50%増だったのに対し、中国の対マレーシア投資は561%もの大幅な伸びとなった。両国間の貿易額も上半期は67%増の350億米ドル(1,120億リンギ、約2兆9,910億円)に達しており、中国の対東南アジア諸国連合(ASEAN)貿易全体の 33%をマレーシアが占めている。

証券委員会(SC)のザリナ・アンワル委員長は、中国の企業からブルサ・マレーシア(マレーシア証券取引所)への上場に関する問い合わせが多く寄せられており、年内に2社の中国企業がブルサに上場する見通しであると明らかにした。

金融セクターの自由化による規制緩和で、より多くの中国企業がブルサ上場に関心を持っているという。これまでにブルサに上場した中国企業には▽星泉鞋材有限公司▽マルチ・スポーツ・ホールディングス▽喜得狼控股▽K- スター運動有限公司(K-スター・スポーツ)――がある。

中国は適格国内機関投資家(QDII)計画に基づき、マレーシアを投資先として認めることを決定しており、今後のマレーシア市場での中国市場の参入が増えると見られている。QDII計画は中国の機関投資家が海外の証券資産への投資を認めるもの。

ブルサ・マレーシアのユスリ・モハメド・ユソフ最高経営責任者(CEO)は、今後中国資本の流入によりマレーシア市場の流動性が高まると指摘。中国企業の上場によりマレーシア人投資家や外国人投資家がこれらの企業に投資する機会も生まれると述べた。

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