(以下、中日新聞【愛知】から転載)
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外国人向け日本語教室開催 半田国際交流協会が支援
2009年3月14日
再就職に向け積極的に質問し日本語を学ぶ外国人=半田市雁宿町の雁宿ホールで
写真
不況の影響で職を失う外国人労働者が、知多半島でも増えている。就職活動には言葉の壁が立ちはだかっており、日本語を学ぼうという人が多くなってきた。熱意に応えようと、半田国際交流協会は国際協力機構(JICA)の協力を得て、外国人向けに無料で毎日開く日本語教室を始めた。
日本語教室は6年前から同協会が週に1回開催。参加者は平均30人ほどだったが、昨年10月からたくさんの外国人失業者が参加するようになった。国籍はブラジル、中国、ペルー、ボリビアの順に多く、1回で100人を超えることも。
同協会によると、外国人労働者は、日本での就職時は通訳が付いており母国語のみで間に合っていた。職を失い、今は自力で就職活動をしなければならなくなったという。週に2回、ハローワークに通訳が来てくれるが常に混雑。日本語能力がないと面接にすらたどり着けない状態になっている。
これを受けて同協会は、JICA中部国際センター(名古屋市名東区)に日本語講師の派遣を要請。今月2日から7月31日までの期間限定で、平日も毎日開くことにした。
13日の授業には40人が参加し、動詞の活用を勉強した。ほとんどが毎日来ており、日本語を磨きながら職を探している。動詞「掘る」の活用を学んでいる際に「『土』と『地面』はどう違う?」「『土地』もありますが」など意欲的な質問が飛び交った。
半田市内の自動車関連の企業を1月末で解雇されたブラジル人、ペレイラ・イバマル・アルベスさん(32)は毎回欠かさず参加。「来日する前から日本文化が好きで日本語を勉強してきた。仕事に必要とされる単語は難しいが面接で正しい言葉を話したい」と目を輝かせている。
問い合わせは、半田国際交流協会=電0569(26)1929=へ。
(石井紀代美)
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外国人向け日本語教室開催 半田国際交流協会が支援
2009年3月14日
再就職に向け積極的に質問し日本語を学ぶ外国人=半田市雁宿町の雁宿ホールで
写真
不況の影響で職を失う外国人労働者が、知多半島でも増えている。就職活動には言葉の壁が立ちはだかっており、日本語を学ぼうという人が多くなってきた。熱意に応えようと、半田国際交流協会は国際協力機構(JICA)の協力を得て、外国人向けに無料で毎日開く日本語教室を始めた。
日本語教室は6年前から同協会が週に1回開催。参加者は平均30人ほどだったが、昨年10月からたくさんの外国人失業者が参加するようになった。国籍はブラジル、中国、ペルー、ボリビアの順に多く、1回で100人を超えることも。
同協会によると、外国人労働者は、日本での就職時は通訳が付いており母国語のみで間に合っていた。職を失い、今は自力で就職活動をしなければならなくなったという。週に2回、ハローワークに通訳が来てくれるが常に混雑。日本語能力がないと面接にすらたどり着けない状態になっている。
これを受けて同協会は、JICA中部国際センター(名古屋市名東区)に日本語講師の派遣を要請。今月2日から7月31日までの期間限定で、平日も毎日開くことにした。
13日の授業には40人が参加し、動詞の活用を勉強した。ほとんどが毎日来ており、日本語を磨きながら職を探している。動詞「掘る」の活用を学んでいる際に「『土』と『地面』はどう違う?」「『土地』もありますが」など意欲的な質問が飛び交った。
半田市内の自動車関連の企業を1月末で解雇されたブラジル人、ペレイラ・イバマル・アルベスさん(32)は毎回欠かさず参加。「来日する前から日本文化が好きで日本語を勉強してきた。仕事に必要とされる単語は難しいが面接で正しい言葉を話したい」と目を輝かせている。
問い合わせは、半田国際交流協会=電0569(26)1929=へ。
(石井紀代美)
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