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県営住宅臨時貸し出し2次抽選 外国人切実大半占める

2009-01-24 23:35:21 | 多文化共生
(以下、読売新聞【三重】から転載)
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県営住宅臨時貸し出し2次抽選 外国人切実大半占める
応募世帯の9割近く
県営住宅の抽選について説明を受ける応募者

 解雇などで住宅を失った人を対象にした県営住宅臨時貸し出しの2次募集の抽選会が23日、津市羽所町のアスト津で開かれた。津、四日市、伊賀など5市9団地の22戸に申し込んだ145世帯のうち、外国人が123世帯に上り、1次募集に続き、外国人世帯が多数を占めた。

 抽選会が行われたミーティングルームは大勢の応募者であふれ、団地ごとに希望者が抽選器を回し、くじを引いた。当たった人は職員から入居手続きなどの説明を受け、鍵を手渡された。

 入居が決まった桑名市の日系ブラジル人2世、コツボ・タダヒロさん(59)は、「四日市市で、派遣社員として旋盤加工の仕事を3年間していたが、昨年末に解雇された。息子も仕事を失い、心配で夜も眠れなかった。当選できて本当にうれしい」と喜びをかみしめていた。

 一方、外れた鈴鹿市の日系ブラジル人3世、イトウ・カズオ・ダシルバさん(28)は「今のオペレーターの仕事は、来月で解雇される。11歳の息子もおり、安い家賃の住宅に住みたかった。また探します」と、残念そうに語った。
(2009年1月24日 読売新聞)

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