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外国人労働者を学生が支援 物資募る 甲南女子大

2009-01-27 13:38:08 | 多文化共生
(以下、神戸新聞から転載)
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外国人労働者を学生が支援 物資募る 甲南女子大 
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外国人労働者への支援物資を整理する学生ら=神戸市東灘区森北町6、甲南女子大学

 深刻化する経済不況で、仕事や住居を失った在日外国人労働者を支援しようと、神戸市の甲南女子大学多文化コミュニケーション学科の森田勝昭教授や学生らが支援金や支援物資を募っている。就職を控えた学生らも「人ごとではない」と支援を呼び掛けている。(高田康夫)

 同学科では、学生らが日系ブラジル人団体でボランティア活動に励み、ブラジルの市役所で就業体験するなど交流を深めている。

 「名古屋で多くの日系人が解雇された」。そんな情報が入ったのは昨年十一月ごろ。浜松市や愛知県岡崎市、滋賀県などの情報もあった。同学科の日系ブラジル人リリアン・テルミ・ハタノ准教授らから日系人が車の中で生活している現状を聞き、毛布や布団などが不足していることも分かった。

 森田教授は同学科内に「外国人労働者に温かい冬を!実行委員会」を設置。支援金と支援物資を集め始めた。子どもが多い滋賀や岐阜、浜松などに集中的に送るという。

 支援には学生も参加。同学科四年の河野百合子さん(23)は「若者の派遣切りも多く、人ごとじゃない。学んだことを生かしたい」と話す。

 支援物資は、おむつや粉ミルク、タオルなどの日用品で、新品かクリーニング済みのもの。送り先は、神戸市東灘区森北町六ノ二ノ二三、実行委まで。振込先は三井住友銀行岡本支店、普通口座0578758(実行委代表森田勝昭)。必要な支援物資の情報はブログで随時掲載(http://blog.canpan.info/atatakai_fuyu/)。

 同実行委TEL078・413・5396

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