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外国人患者支え40年 神戸海星病院ボランティア

2012-09-05 09:14:30 | 多文化共生
(以下、神戸新聞から転載)
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外国人患者支え40年 神戸海星病院ボランティア 

外国人を手助けするボランティアのメンバー=神戸市灘区篠原北町3、神戸海星病院

グループのメンバーが手作りした医療用語の英語辞書

 居留外国人のために開設された「神戸万国病院」を前身に持つ神戸海星病院(神戸市灘区)で、外国人患者を助ける女性ボランティアグループが結成から40年の節目を迎えた。かつては、入院した船員が母国に出す手紙の代筆などで活躍。現在は医療用語の通訳などをこなし、異国の地で心細い思いをする人たちを励ましている。(笠原次郎)


 同病院にはかつて、外国人船員の専用病棟があった。現在も英語を話す医師が常駐する「国際内科」があり、海外から赴任した人や留学生の利用が多い。

 ボランティアグループは1972年9月、キリスト教の友愛の精神を体現するため女性30人で発足。外国人は最も多い時は年間750人が入院していたといい、船員の話し相手になったり、日用品の買い出しをしたりしてきた。クリスマスにはパーティーを開き、患者にプレゼントを贈ったという。

 現在のメンバーは約40人で、目印は赤白のストライプ柄エプロン。国籍は7カ国に上り、英語やフランス語、ポルトガル語など12の言語を駆使する。神戸市生まれのアナ・マリア・レオンハート元代表が長年精神的な支柱となり、資金面では財団法人「神戸国際医療財団」(神戸市中央区)が支援している。

 日曜祝日以外の午前9時半から2時間、病院入り口の総合受付に詰める。2カ国語以上で話し掛け、患者を笑顔で出迎える。約10年間ボランティアを続けるインド国籍のモヒニ・ルパニ代表(神戸市灘区)は「アナ・マリアさんの博愛精神をしっかりと受け継ぎ、50年、60年と続けたい」と話した。

(2012/09/05 07:55)

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2 コメント

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Unknown (中尾恵子)
2021-05-18 17:50:20
心臓病で生後一ヶ月の子供を亡くしました。その時小児科病棟に子供を入院させているお母さん達の辛い気持ちがよく分かりました。私はその娘を授かり今はその娘はお母さんになっています。
自分の子育ても終わりました。今からの人生をそのお母さん達に寄り添って生きられたらと思います。小児科の子供達とそのお母さん達に私が出来ることはありませんか? 私は子供を亡くした後クリスチャンになりました。海星病院で娘2人を出産したご縁がある事と祈りがあることで海星病院で役に立ちたいと思います。
住所も御影ですので通うのにも便利です。現在70歳、ホームレス支援を続けてきました。健康でボランティア精神を持ち合わせていると思います。
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Unknown (中尾恵子)
2021-05-18 17:54:23
先程の中尾恵子です
●09082173817
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