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防災 外国人も連携

2012-09-04 09:06:42 | 多文化共生
石川県の総合防災訓練でも外国人への情報伝達訓練が行われました。
全国各地で、外国人住民が参加する防災訓練が進められています。
http://www.pref.ishikawa.lg.jp/kisya/h24/documents/kokusai0802-2.pdf

(以下、朝日新聞【島根】から転載)
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防災 外国人も連携

2012年09月02日

けが人役で参加した外国人らは、通訳を介して症状を訴えた=出雲市斐川町直江


◆豪雨・地震想定し訓練/出雲◆

 「防災の日」の1日、出雲市の防災訓練が斐川西中学校を主会場にあり、約1400人が取り組んだ。円滑な避難や連携に向けて市内などに在住する外国人も参加した。市内の県立青少年の家では、県内の自主防災組織のリーダーらを対象にした研修会も始まった。

 訓練は1部で豪雨、2部は大規模地震を想定した。中学校グラウンドに災害対策本部や救護所などを設け、生徒の避難や市消防本部などの消火活動、ヘリコプターで逃げ遅れた人の救出、陸上自衛隊の倒壊家屋からの救出などがあった。

 会場には県、しまね国際センターによる、外国人への通訳や災害情報を提供するなどの拠点となる「災害多言語支援センター」も置かれた。県内の外国人登録者は5425人で、母国で地震の経験がない場合も多いことから、昨年の浜田市での訓練に続いて設けた。

 参加した外国人は、中国とブラジル、フィリピンの25人で、けがをした想定で治療の優先度を決めるトリアージ訓練に臨んだ。タガログ語などの通訳をしている坪井百合華さん(46)は「突然けが人に対したら戸惑う。訓練で冷静に伝える練習ができた」と話した。

 2日までの自主防災組織リーダー研修会(県、日本防火協会主催)は3年目。初日は関西学院大の山泰幸教授が「もちつきなど、顔を合わせて話す機会を作ることが大事」と、組織活動を長続きさせるための工夫などを話した。最終日は図上訓練などをする。松江市大庭町の柳瀬揚爾さん(68)は「防災対策委員会を今年立ち上げ、防災を強化した。参考にしたい」と話した。(斉藤智子)

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